しましましっぽ

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「ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛」 2008米

2008年07月10日 | 映画
「ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛」 2008米
原作 C.S.ルイス   監督 アンドリュ-・アダムソン

ピーター王、スーザン王女、エドマンド第2王、ルーシー王女がナルニアを去ってから1300年。
ナルニアは侵略してきたテルマール人に支配され、ナルニアの民は森に追いやられ、存在しないものとして扱われていた。
そんな中、父王を亡くした王位継承者のカスピアン王子はドワーフの血を引く家庭教師から、妖精やフォーンのことを聞いて成長していた。
カスピアンの叔父ミラースは妻が男子出生を機に王位を奪おうと、カスピアンの暗殺を謀る。
城を逃げ出したカスピアンは追い詰められて、角笛を吹く。
それは、伝説の4人の王を呼び戻すと言われていた角笛だった。
ロンドンで地下鉄を待っていたペペンシー兄妹だが、電車が通り過ぎた時、見知らぬ海岸に立っていた。
ナルニアに戻りたがっていたルーシーたちは早速探索を始め、廃墟になったケア・パラベルを発見する。


原作と違うのは、カスピアンが子どもではないこと。
でも、ピーターたちとはつり合うし、戦闘シーンも多いので違和感はなかった。
ピーターと張り合ったりするところで、カスピアンがより個性的になっていた。
今回も原作に忠実だったと思うし、面白かった。
ただ、戦いがもう少し作戦を立てた方がよさそうと思ったけれど。
やる気はあるが、まだ世間知らずのカスピアンと、本当は戦いには縁のないピーターたちだから仕方ないか。
地下の支えを崩して大きな落とし穴にするのは面白かった。
馬が走り回るシーンは好きだ。
前回不満だったアスランのたてがみのふさふさ度は今回はボリュームたっぷりでよかった。
触れてみたくなるたてがみ。
そしてリープチープが可愛かった。
可愛いと言われるのが侮辱だと思うリープチープなので、もう少し威厳があるようにしてあげればいいのに、と思ってしまった。あれでは見た途端、みんな可愛いと言ってしましそう。


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