しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「7つの贈り物」 2008米

2010年04月29日 | 映画
「7つの贈り物」 2008米

監督 ガブリエレ・ムッチーノ

国税庁の調査員を名乗り、リストを元に見知らぬ人に接触するベン・トーマス(ウィル・スミス)。
ベンには、交通事故で妻を失い、対向車に乗っていた人を巻き添えにしたという深い心の傷があった。
ベンの行動には何かの目的があるのだが、それはベンと一人の友人しか知らず、弟は心配していた。
ベンが接触した一人、エミリー・ポーサは心臓病の持病があり、移植しか助かる手立てがなかった。
そんなエミリーはベンに思いを寄せる。
始めは親しくなるのを拒んだベンも心を寄せるようになる。




始めはバラバラな場面が多い。
伏線なのは分かるが、それを理解するのが結構大変だった。
そして途中で、すべては分からなくてもベンが何をしたいかは分かった。
その事は本当にいいことなのだろうかとの疑問が。
死んで妻の所へ行くことしか頭になかったベン。
自分の中では意味のある死しか考えていなかった。
そんな気持ちの人から貰う贈り物は重すぎて、受け取る方も大変な気持ちになってしまいそう。
そして、観終わってからいくつか疑問が。
タイトルの7つの贈り物だが、贈り物は7つあったのだろうか、印象に残っていない。
そして贈り物をする相手。
事故で巻き添えにしてしまった人達の家族も含まれていたのだろうか。
その人達に償うことも、大事だと思うが。

良し悪しをはっきり決められるものではない。
テーマが重過ぎて、素直に感動出来ない。
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