しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「サザンクロス」 パトリシア・コーンウェル

2011年07月09日 | 読書
「サザンクロス」 パトリシア・コーンウェル    講談社文庫  SOUTHERN CROSS        相原真理子・訳 アメリカ、バージニア州リッチモンド。 殺人発生率が全米2位のこの町に、ジュディ・ハマーは警察署長として赴任する。 補佐役に、シャーロット市から、ヴァージニア・ウエストと警官になったアンディ・ブラジルを連れて行く。 ハマーはニューヨーク市が犯罪取り締まりに採用しているCOMS . . . 本文を読む
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「スズメバチの巣」 パトリシア・コーンウェル 

2011年07月07日 | 読書
「スズメバチの巣」 パトリシア・コーンウェル    講談社文庫 アメリカ、ノースカロライナ州で“アメリカのスズメバチの巣”と言われるシャーロット市。 警察署長は、50代前半女性ジュディ・ハマー。 警察では、市民に警察のことをよく知ってもらう為に、ボランティアの警官を受け入れていた。 父親が警察官だった、新聞記者のアンディ・ブラジルは訓練を終え、パトロールカーに同行する。 同乗者は、42歳の署長補 . . . 本文を読む
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「暴雪圏」 佐々木譲 

2011年07月06日 | 読書
「暴雪圏」 佐々木譲   新潮社 川久保巡査部長は、志茂別駐在所で2年目を迎えた。 3月末にこの地方を襲った彼岸荒れは、交通機関を麻痺させ町を封じ込めようとしていた。 そんな時、駐在所に、茶別橋のところで死体らしいものがあると通報がある。 ある地元企業の金庫には、社長の指示で2千万円が納められる。 社員の西田は、その金から思いを外せない。 暴力団組長の家には2人組の強盗が入り、内儀を殺し、 . . . 本文を読む
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「夜にその名を呼べば」  佐々木譲

2011年07月05日 | 読書
「夜にその名を呼べば」  佐々木譲    ハヤカワ文庫JA 1986年10月、ベルリン。 欧亜交易社員の神崎哲夫は、とつぜん窮地に陥った。 親会社の共産圏への不正輸出が発覚、証拠湮滅をはかる上層部の指令で、神崎は命を狙われる身となったのだ。 しかも上司殺害の濡れ衣まで着せられ、彼はベルリンの壁を越えて東へ亡命、消息を絶った。 それから五年後、日本の関係者たちに謎の手紙が届き、雨の小樽に凄絶な . . . 本文を読む
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「白銀ジャック」 東野圭吾 

2011年07月01日 | 読書
「白銀ジャック」 東野圭吾   実業之日本社 「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。 年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。 警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。 雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。 すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。 今、犯人との命を賭けたレースが始まる。 圧倒的な疾走感で読者 . . . 本文を読む
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