10月22日枚方市樟葉生涯学習センターで、
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表の
中手聖一さん(福島市渡利出身)を迎えて
市民自治を考える集いが開かれました。
9月、枚方市民の会から福島の集会に参加、
中手さんにお会いして実現したもの。
避難者や子ども連れの母親、年配のご夫婦など
多くの参加者で集会室は満員。椅子が次々と出されました。
中手さんは脱原発市民運動のメンバーで、
福島に単身在住、家族はすでに岡山の親せき宅に避難。
脱原発運動の人が避難する中で
子どもを放射能から守るために3人で福島ネットワークをつくった。
母子避難者はすでに6万人。
この7月、
全国の支援で行ったサマーキャンプには
6万人から8万人が県外生活を過ごした。
今、福島の本屋さんでは
「汚染マップ」や
「放射能から子どもを守る食事の作り方」など
ノウハウ本が飛ぶようにに売れている。
来年度の進学希望調査では
半数が県外になっていると
福島市長が発言している。
福島にとどまっている子どもの親たちは
役所の言うことを信用しなくなってきている。
2時間にわたる熱心な報告と討論後、
最後に中手さんから、
「迷いながら残っている人の集団避難ができるように
行政の後押しが今まで以上に必要」
「そのために、避難地区に指定すること」
「集団的に受け入れができる自治体が必要」との
要請がありました。
討論では、仙台から枚方市に避難している方から
家族別居の現状が、
京都の支援ネットから取り組み報告などが
出されました。
SDCCは来年IUCNに向けたジュゴン♡フラグ集めと
写真展でアピールしました。
ご協力ありがとうございました。
ジュゴンの保護者より