マラライ・ジョヤさんは、アフガニスタンで女性の自由と権利のために
闘っている人権活動家で、元国会議員です。
10月23日、ジョヤさんの講演会
「アフガニスタンに自由と民主主義を求めて 元国会議員の闘い」が
大阪・吹田のさんくすホールで開催され、SDCCは参加して来ました。
(主催はRAWAと連帯する会などの実行委員会)
9.11後のアフガニスタン攻撃から10年。
アフガニスタンでは、今も空爆が続き、「誤爆」という名で、
子どもをはじめとする一般人が傷つき殺されています。
10年前より、状況がむしろ悪化しています。
小泉首相(当時)が「テロと戦う米国を強く支持する」と
言ったことを忘れてはいけません。
ソ連の侵攻以来、ずっと戦闘状態のアフガニスタン。
「私は、戦争しか知らない。その中で人権を守り、
平和な世の中を実現することが私のやるべきこと」
1960~70年代、洋装で自由だったアフガン女性。
1979年にソ連が侵攻して以来戦闘が続き、
女性の人権が奪われていきます。
「私たちには、軍閥・タリバン・占領軍という3つの敵がいます。
連合軍が撤退すれば、敵はふたつに減るのです。連合軍には、今すぐにでも出て行ってほしいと思っています。」
占領軍が出ていけば、治安が悪くなるというのは、
占領軍側のプロパガンダのようです。
会場で集められた寄せ書きです
SDCCは、ブースを出して、署名・フラッグ集め、グッズ販売をしました。
厳しい状況の中、命を狙われても声を上げ続けるジョヤさん。
強くてやさしい方です。
沖縄にも行って来られて、米軍基地のこともご存知です。
SDCCの署名していただきました。
それから、ジュゴンフラッグにも
メッセージを寄せていただきました。
Down with Foreign bases in the World!
Long Live Foreedom!
malalai Joya
世界中の基地よ、なくなれ!
自由が続きますように
マラライ・ジョヤ
胸にジュゴンマスコットをつけてくださっています
フラッグは、ジョヤさんの1枚を含めて、21枚集まりました。
とても良い講演会でした。
皆さんありがとうございました。
<マラライ・ジョヤさん講演会今後の日程>
10月27日(木)午後3時開演 名古屋学院大学白鳥学舎翼館302教室
10月28日(金)午後4時20分開演 大阪大学豊中キャンパススチューデント
コモンズ
10月29日(土)午後1時開場1時半開演 京都大学吉田南キャンパス
人間・環境学研究科棟地下講義室
詳しくはRAWAと連帯する会のホームページをご覧ください。
http://rawajp/org
RAWA(アフガニスタン女性革命協会)