カメラを持って久しぶりにゆっくり散歩をした。
今年の冬は異常に暖かい。
第3アドヴェントだというのに今日も7度程もあった。
おかげで風景が青々している。
春先になってから冬気候がのっそりとやってくるなんて事があったら嫌だ。
しかし、嫌だといっても、こればかりは嘆願書が届かない。
畑道を歩いていると、今頃コモンマロウの花が畑の隅に沢山咲いていたので驚いた。
道端に大きなアザミの立ち枯れ株が沢山の実をつけて立っている姿は花火のようだ。
まわるいイガイガ坊主たちが楽しい。
アザミの種類で大部分のものは食べられるのだそうだ。
若い草はゆでれば棘も気にならず、てんぷら、あえもの、油炒めにしていただく。
芽、葉、根を食用に出来、根は湯がいて米のとぎ汁で一晩さらして灰汁抜きをしてきんぴらにする。
春先の新芽は野原に行ったら何処にでもお目にかかるから、来春はアザミの若芽摘みをしたいと思う。