乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

フランクフルトの東横イン

2017-06-24 | ドイツ
 「東横インフランクフルト中央駅前」ができたと知ってなんだか冗談のような気がしました。そもそもはその辺の駅前になんとなくあるビジネスホテルというイメージが強く、海外展開はだいぶ増えた韓国にプノンペン、セブ島というのはなんとなくアジアに収まると考えるにしてもフランクフルトだけ抜けるのでどうも妙な感じです。それはともかく東横インがフランクフルトにできたと知ったらそういえばドイツに長いことまとまって行っていないなあと思い出し今月はドイツに行って来ました。
 そんなわけでフランクフルトに着き立派な頭端式ホームの中央駅を歩いているとドイツに来たなあとうれしくなりますが、駅を出てすぐ東横インが見えるとわかっていたことながら急に日本に戻ってしまったような妙な気分になります。韓国で東横インを見たときはそこまで違和感がなかったのですが。

 投宿したらまさしく東横インというか日本のビジホだなあと納得して寝るだけですが、朝になったらどこか日本の地方都市で目覚めたような気分になり近くの駅がJRではなくDB(ドイツ鉄道)というのがウソのようでこれはちょっと面白いものがありました。


 宿泊料金に込みの朝食はごく軽く済ませ中央駅前から路面電車で旧市街に出ます。


 Roemer/Paulskirche停留所にほど近い市場(Kleinmarkthalle)が目的地です。食料品が中心ですがいろいろとつまめる店があり土産屋もあるので助かります。

 いくつかある精肉店の中には日本語や韓国語でしゃぶしゃぶ、すきやきまたプルコギ、カルビ、サムギョプサル等に対応する旨が書かれていました。在住や長期滞在というときは助かるでしょうね。

 精肉店をいくつか覗きドイツとなると恋しくなる生の豚ひき肉を載せたパンを買って食べたら生の肉やハングルを見たばかりだったことから先月韓国の大邱で牛刺しの「ムンティギ」を食べたのを思い出しました。市場内には立ち食いコーナーがあるのでそれなりに落ち着いて買い食いできます。

 精肉店の並びには人だかりしているソーセージ店があったのでつられて並び、前に並んでいる人が続けて頼んでいたフライッシュヴルストをやはりつられて頼みました。こういうところでの買い食いは楽しくついついつられてしまうものです。


 買い食いを終え路面電車で中央駅に戻る途中Willy-Brandt-Platz停留所で降りてユーロタワーのデカいユーロマークを見物しました。なんだかユーロがうんと懐に入りますようにと祈ったらご利益がありそうです。