今回は韓国の慶尚南道に行って晋州を挟んだ2箇所で自家製酒を飲んだというハシゴ酒(?)の話です。
最初に飲んだのは山清というところででした。足を運んだ理由は単にここの市場が定期市の日だったというくらいのものですが、なんとなく韓国でふらふらしたいというくらいで大した目的もなく出発した旅行だと行先の決め方はこんなもんです。
それはさておき肝心の市場はいまひとつ活気がなく拍子抜けしました。ともあれそう広くない市場内を見て回ったら横丁然としたところに「トンドン酒」という看板を出す店が2軒並んでいたので開いていたそのうちのひとつに入ってみます。幸いトンドン酒は自家製だというので1杯お願いしたところ今つまみがないからこれでもと恐縮しながら味をつけた大豆を出してもらって飲むことになりちょっと申し訳ない感じです。ともあれ1杯すすったらとりあえず山清に来た甲斐があったかもと思えてきました。
トンドン酒を飲んだら酔いが回って眠くなり天気も悪く、細かな郡内の農漁村バスに乗る気が起こらなかったので市外バスで晋州に出ました。50分ばかり気持ちよく揺られて着いた晋州の市外バスターミナルは街中の便利な場所にあり施設が古く昔ながらのバスターミナルという感じで結構気に入っています。
(名物料理の晋州ビビンパや晋州冷麺の話はこちらをご覧下さい。)
このターミナルの中に市外バスターミナル移転反対の掲示があったのでびっくりしました。晋州のバスターミナルは街中の市外バスターミナルとは別に高速ターミナルがあり、これを統合して南部に新バスターミナルを作ろうという計画が持ち上がっているため反対運動が行なわれているのだそうです。
ちなみにこの市外バスターミナルの2階には手荷物預かり所がありました。営業時間は平日10~20時、週末10~19時、料金は1日2000ウォンとのことです。名所の晋州城(下右の画像)や中央市場が徒歩圏ですし乗り継ぎの合間にちょっと見物しようというときなど便利でしょう。
晋州からはさらに1時間10分市外バスに乗って南海大橋で海を渡り南海島の南海に向かいます。南海は以前「乗りバス」のため足を運んだことがありますが今回の目的はバスではありません。まず市場に向かいます。
市場を抜けた先に自家製のマッコルリ(店先には「昔の農酒」と看板が出ていました。)を出す「ナミョンチプ」という店がありここが目的地というわけで山清に続き明るいうちから2軒目ということになりました。一杯頼むと魚のジョン(衣をつけて焼いたもの)やキムチが出て来てこれをつまみながら飲む味の濃いマッコルリはたまりません。
飲んだらまた眠くなってしまい行先を決めるのがめんどくさいのですぐ出る晋州に戻るバスに飛び乗って昼寝というか夕寝を楽しむこととしました。バスにしろ鉄道にしろ夜行だとどうにもならないほどくたびれるのになぜ昼寝だとこんなに気持ちいいのか不思議です。乗りバスというか寝バスというかどんどんだらしなくなりましたが今回は特に乗り目的もないのでひたすらダラクするのを目的ということにしたらなんだか気がラクになりました。韓国本土、大きく言うとユーラシア大陸に戻る南海大橋で一度目が覚め、次に覚めたらもうというかまた晋州です。
最初に飲んだのは山清というところででした。足を運んだ理由は単にここの市場が定期市の日だったというくらいのものですが、なんとなく韓国でふらふらしたいというくらいで大した目的もなく出発した旅行だと行先の決め方はこんなもんです。
それはさておき肝心の市場はいまひとつ活気がなく拍子抜けしました。ともあれそう広くない市場内を見て回ったら横丁然としたところに「トンドン酒」という看板を出す店が2軒並んでいたので開いていたそのうちのひとつに入ってみます。幸いトンドン酒は自家製だというので1杯お願いしたところ今つまみがないからこれでもと恐縮しながら味をつけた大豆を出してもらって飲むことになりちょっと申し訳ない感じです。ともあれ1杯すすったらとりあえず山清に来た甲斐があったかもと思えてきました。
トンドン酒を飲んだら酔いが回って眠くなり天気も悪く、細かな郡内の農漁村バスに乗る気が起こらなかったので市外バスで晋州に出ました。50分ばかり気持ちよく揺られて着いた晋州の市外バスターミナルは街中の便利な場所にあり施設が古く昔ながらのバスターミナルという感じで結構気に入っています。
(名物料理の晋州ビビンパや晋州冷麺の話はこちらをご覧下さい。)
このターミナルの中に市外バスターミナル移転反対の掲示があったのでびっくりしました。晋州のバスターミナルは街中の市外バスターミナルとは別に高速ターミナルがあり、これを統合して南部に新バスターミナルを作ろうという計画が持ち上がっているため反対運動が行なわれているのだそうです。
ちなみにこの市外バスターミナルの2階には手荷物預かり所がありました。営業時間は平日10~20時、週末10~19時、料金は1日2000ウォンとのことです。名所の晋州城(下右の画像)や中央市場が徒歩圏ですし乗り継ぎの合間にちょっと見物しようというときなど便利でしょう。
晋州からはさらに1時間10分市外バスに乗って南海大橋で海を渡り南海島の南海に向かいます。南海は以前「乗りバス」のため足を運んだことがありますが今回の目的はバスではありません。まず市場に向かいます。
市場を抜けた先に自家製のマッコルリ(店先には「昔の農酒」と看板が出ていました。)を出す「ナミョンチプ」という店がありここが目的地というわけで山清に続き明るいうちから2軒目ということになりました。一杯頼むと魚のジョン(衣をつけて焼いたもの)やキムチが出て来てこれをつまみながら飲む味の濃いマッコルリはたまりません。
飲んだらまた眠くなってしまい行先を決めるのがめんどくさいのですぐ出る晋州に戻るバスに飛び乗って昼寝というか夕寝を楽しむこととしました。バスにしろ鉄道にしろ夜行だとどうにもならないほどくたびれるのになぜ昼寝だとこんなに気持ちいいのか不思議です。乗りバスというか寝バスというかどんどんだらしなくなりましたが今回は特に乗り目的もないのでひたすらダラクするのを目的ということにしたらなんだか気がラクになりました。韓国本土、大きく言うとユーラシア大陸に戻る南海大橋で一度目が覚め、次に覚めたらもうというかまた晋州です。
晋州市外バスターミナルや高速バスターミナルが
市内南部に移転される計画との由。記事を読んで
初めて知りました。看板にはケヤン(開陽)移転と
あるので、すでに移転した鉄道駅のそばになるの
でしょうか・・・。
特に市外バスターミナルは現在地が中心市街地
の南端に位置し、とても便利な場所なので、韓国
全土で続いている傾向とはいえ、闇雲な郊外移転
は残念でなりません。
先月改めて件のターミナルで見ていたら降車ホームが元々なく到着するバスの停車スペースもごくわずかしかないためちょっと到着が重なるとターミナル内になかなかバスが入れず道路の右端の車線に何台も並んでしまうというようなシーンがありました。
というのはシロウト目ですが現市外バスターミナルが手狭で拡張の余地がないことも移転理由の一つのようです。とするともし移転せず現状の位置を維持するとなったときに何かしら改良が行なわれるのかもちょっと気になるところです。