(前回の続きです。)
向ヶ丘遊園の跡前で乗った向01梶が谷駅行きに乗っていたら「しばられ松」という停留所名が気になったので降りてみました。松一文字だけに律儀に振り仮名がついています。

停留所は聖社という神社のまん前です。シンプルな名前ですね。

入るとすぐ左手にしばられ松がありました。この松は明治期に落雷に遭ったそうで今はだいぶ気の毒な姿になっています。

書かれていた由来をかいつまんで2点にするとこんな感じです。
1:昔聖(遊行僧)がここで百日咳で亡くなり、近所の人が亡くなったところに松を植えた。(この松が聖松と呼ばれる。)
2:そのうちに百日咳になったらこの松に縄を縛るという民間信仰ができ「しばられ松」とも呼ばれるようになった。
一応僧である聖の跡が社になっているというのは神仏習合が残っているっぽい感じですね。聖は品行に難のある人が多く悪評も残る存在ですがこうしてお社になるくらいですからこの聖は悪い人ではなかったのでしょうか。
しばられ松の聖社から坂を降り10分ほど歩くと宮崎台駅に隣接する電車とバスの博物館に到着しました。坂に面した高架下を博物館として利用していて、一角は鉄塔も立ち複雑な様相です。

(次回に続きます。)
向ヶ丘遊園の跡前で乗った向01梶が谷駅行きに乗っていたら「しばられ松」という停留所名が気になったので降りてみました。松一文字だけに律儀に振り仮名がついています。

停留所は聖社という神社のまん前です。シンプルな名前ですね。

入るとすぐ左手にしばられ松がありました。この松は明治期に落雷に遭ったそうで今はだいぶ気の毒な姿になっています。

書かれていた由来をかいつまんで2点にするとこんな感じです。
1:昔聖(遊行僧)がここで百日咳で亡くなり、近所の人が亡くなったところに松を植えた。(この松が聖松と呼ばれる。)
2:そのうちに百日咳になったらこの松に縄を縛るという民間信仰ができ「しばられ松」とも呼ばれるようになった。
一応僧である聖の跡が社になっているというのは神仏習合が残っているっぽい感じですね。聖は品行に難のある人が多く悪評も残る存在ですがこうしてお社になるくらいですからこの聖は悪い人ではなかったのでしょうか。
しばられ松の聖社から坂を降り10分ほど歩くと宮崎台駅に隣接する電車とバスの博物館に到着しました。坂に面した高架下を博物館として利用していて、一角は鉄塔も立ち複雑な様相です。

(次回に続きます。)