プライベートブランド

最近の価格破壊は目を見張るものがあります。
ユニクロが１０００円のジーパンを出して驚かせましたが、先日には
それを大幅に下回る６９０円のジーパンが他社で販売されました。この
安売りはプライベートブランドといって大手小売業者が独自に商品を生
産させて流通マージンをカットするから出来るようです。最近では食品
販売のスーパーがプライベートブランド商品を作って販売しているケー
スが多いですね。インスタントラーメンとか、カップヌードルなどを
買って食べてみましたが、従来のメーカー品と比べても味はほとんど変
わらないのに３０％程安いんですから当然そちらを買うようになるのが
成り行きです。スーパー独自の商品も種類が増えて、調味料からお菓子
にも波及し出しました。先日買い物に行ったとき焼酎を買おうと思って
酒類が陳列されている売場に行きました。さつま白波の価格を見ると
１６００円でしたが、その三つ横に１２００円の焼酎が置いていました
。価格が安いのでおそらく甲種の焼酎だろうと思いましたが、見ると
さつま白波と同じさつまいもの乙種の焼酎なんですね。生産元は鹿児島
になっていて、パッケージのなかにはそこのスーパーのマークが入って
いました。この１２００円の焼酎もまぎれもなくプライベートブランド
の商品とわかりました。安い酒はそれなりの味でしかないので買うとき
には慎重になりますが、そこのスーパーのマークが入っていたので味は
間違いないだろうと思いそれを買って帰りました。
どんな商品でも従来の価格帯であぐらをかいていると、必ずあげあしを
とられるので日常的にコストを落とす努力が必要のようです。

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