巨人の生え抜き

クライマックスシリーズの決着がセパ両リーグともつきました。
リーグ優勝をした日本ハムと巨人が、クライマックスシリーズも制して
日本シリーズ進出になりました。日本ハムの試合は残念ながらテレビ中
継がなく見れませんでしたが、新聞などで見る限りではパリーグの実力
ナンバーワンで間違いなく強そうです。セリーグの巨人対中日戦はテレ
ビ中継があったので４試合すべて見ましたが、これも間違いなく巨人は
セリーグで実力ナンバーワンのようです。
今年の巨人の強さは、生え抜きの若手が育って不動のポジションをキー
プ出来るようになったことに尽きるようですね。中でも一番坂本、二番
松本、五番亀井がいいですね。この３人の特徴はそれぞれ違いますが、
坂本が切り込み隊長として出塁して、坂本がつなぐバッティングで塁を
進め、亀井がチャンスで勝負強さを発揮します。これは若手が育つ土壌
を作って指導してきた原監督の功績が大きいのかもしれません。今まで
の巨人軍の若手は巨人にいるというだけで、回りからちやほやされて実
力以上の評価を受けてタレント扱いされていたところがありました。こ
うなると本業がそっちのけになり若くして引退の道が待っていました。
今の巨人の若手は、うわついたところがなく野球に徹しているところが
いいですね。坂本、松本、亀井が今歩いている野球道を歩み続ければ、
やがては野球ファンに、たくさんの職人芸を見せてくれる日がくるのか
もしれませんね。次の日本シリーズもまもなく始まりますが、今までは
実力のパリーグ、人気のセリーグと言われてきました。でも今年は両リ
ーグ実力者同士の激突になり日本シリーズが楽しみです。

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