昨日の侍ジャパン対オランダ戦は、実に爽快だった。
オランダは大リーガー現役選手がたくさんいて、平均身長が１８７セン
チの大型選手揃い。前試合のキューバ戦でも２本塁打を記録して一方的
に打ち負かしている強打のチームだ。
純血侍ジャパンは４試合中、ほとんど先制され苦戦の連続でかろうじて
勝ち進んできたので打線に心配があった。
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審判がプレーボールを宣告してゲームが始まった。
一番バッター鳥谷は、ヒットはほとんど出てないが選球眼がよくファボ
ールでの出塁率は非常に高い。
初球きわどい球をじっくり見てボール。２球目真ん中高めに入ってきた
ボールを思いっきりひっぱたいた。
すると打球はぐんぐんライトに飛んでいき、何とスタンドに吸い込まれ
たのだ。先日の台湾戦で窮地を救ったあのラッキー盗塁から、今度は
打撃にラッキーが乗り移って目が覚めるホームラン。
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この鳥谷の先制ホームランにより、侍ジャパンの打線に勝利の女神が乗
り移り、何と６本のホームランを量産した。
大方の予想を裏切り、１６対４の７回コールドで日本の大勝。
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この勝利で侍ジャパンの目標であった準決勝進出が決定した。
今まで苦しんでもあきらめることなく、くらいついて勝利してきたから
昨日の一方的な勝利を生むことが出来たのだろう。
この勝利に慢心することなく、アメリカで始まる決勝ラウンドには謙虚
にのぞんで欲しい。そうすることでＷＢＣのＶ３が見えてくる。
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