WBC守護神の牧田和久投手(28)がアメリカで絶賛。
侍ジャパン対アメリカジャイアンツとの練習試合に3番手で登板した。
右下手からグーンと浮き上がる球に「フリスビーを投げているみたいだ
」「こりゃ、絶対に打てない」と絶叫。
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高校野球部の同学年に速球140㎞を投げる投手がいたが、牧田の球速
は130㎞。「スピードよりも希少価値の高いアンダースローに活路を
求めた」ことが転向の理由だった。
ライバルに勝つことが出来るのか。特に速いボールを投げられるわけで
はない牧田は、相手との力関係の中でどうすれば上回ることが出来るの
か高校時代から考えていた。
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牧田は一般的な投手より投球間隔がかなり短い。相手のリズムを崩し、
自分がペースを握るために意図的に行っている。
アメリカの練習試合で打者が、牧田の投球テンポを嫌がりタイムで打席
を外した。投球テンポを乱されたことに嫌な態度を示す投手がいるが牧田
はそうではない。相手が自分のリズムを嫌がっていると考え、優位に立
てる。それが勝負する上で余裕を生み戦う前から優位に立てる。
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これ以外でも相手打者のタイミングを外すために様々な工夫を凝らす。
左足の上げるタイミングを微妙に変えたりして、打者のバットを振る動
作にズレを生じさせたりもする。
「抑えようというより、バッターをもてあそんでやろうと考えています
。緩急でわからなくさせるような嫌なピッチャーを目標にしています」
戦う準備が心身ともに出ていれば、あとは平常心で挑むだけ。
WBC3連覇のカギを握る牧田投手に力みはない。
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