あることがきっかけで、決別をして旅に出る決心をしました。
それは一月半前の些細な出来事だったが、私にはどうしても我慢が出来
なかった。
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いつもは店内土間の掃き掃除、顔そり、子供の散髪かしかしないはずの
店員さんだったが、私の席の散髪についた。
大丈夫だろうかと一抹の不安があったが、何とかなるだろう。
「どうされますか」
「2枚狩りのスポーツ刈りで、前の毛だけ少し長めにして」
「スポーツ刈りは、前の髪は少し長めが当たり前。ハッハッハッ」
何だこの横柄な態度は、少しムッとした。
ブーン・ブーンバリカンの音、ハサミがチョキ・チョキ・チョッキン。
散髪が終わったのが、いつもより短く開始から15分ぐらいだった。
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散髪から帰り、鏡を見るといつもと違い違和感を覚えた。
前髪は長めになっておらず、回りの長さとほぼ同じだ。
首の後ろのすそを手でつかみ、少しずつ上にあがりながらつかむ。
頭のてっぺんは少し長めになっているはずなのに逆に短くなっている。
あの横柄な言葉遣いに、このへたくそな腕前。
いくら代金が安いからといって、これではあんまりだ。
ほかの店員さんは無口で腕もそこそこいいのだが、確率は低いが同じ
店員からまた散髪をされると思うともうだめだ。
7~8年間ぐらいお世話になったが、我慢の限界を超えたのであの店と
決別をして、新たな散髪の旅に出ることにしよう。
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あの出来事から早一月半、新しいお店のめどもたち。
そして先日、勇気を持って新規のお店に入りました。
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