髪の毛がだいぶん伸びたので散髪屋にいこうかな。
でもゴールデンウイークに入っていたので休日の可能性もあり
、又お客さんがたくさんいて待たされることもあり得る。
「もしもし、今日は営業はしていますか」「はいしています」
「こんでいますか」「今は混んでいませんが・・・」
「それでは、今から伺います」
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散髪屋さんは、店長と店員さんの２人で切り盛りをしている。
電話をしてから３０分後にお店に入ると、店長さんはお客さん
の散髪中で、店員さんから散髪をしてもらうことになった。
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「２枚の刈り上げでよろしいですか」
「はい、今日は洗髪はよろしいです」
散髪をした後、家に帰ってすぐお風呂に入るので散髪とひげそ
りだけをお願いしてもらうことにした。
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隣ではおしゃべり好きな店長さんが、いつもの調子でお客さん
と「ペチャ、クチャ」ダベリングしながら散髪を進める。
こちらは私がしゃべれば店員さんはしゃべるが、やや疲れ気味
の私は無言のままだったのでひたすら散髪が進んでいく。
すると私のカガミの後ろを、店長さんが歩く姿が見えた。
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いつもは少しびっこぎみに歩く店長さんだが、今日の歩き方は
かなり大きなびっこをしている。あの歩き方は、きっとひざに
水がたまって痛いのだろう。次回散髪に来たとき、店長さんに
当たればひざの筋トレ方法を教えることにしよう。
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