YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

変態的大回りのビワイチツーリング? & 鉄道廃線跡など。

2017-05-10 22:23:39 | 日記

終日雨がちの曇りの天気予報だが、07:00出発。 出発時のオドメータはちょうど28,000.0km。 

例によってR1-近江大橋-湖東側の湖岸道路 県道559号(以下、県道xx号をKxxと略す)-K25長命寺方面 旧道のワインディング。 緑のトンネルを抜ける。

 沖島の見える湖岸で、鳥の団体さん発見。  先回りして撮影。 野生化したアヒルのようだが、詳しいことはわからん。

K25からK2にスイッチするところにある彦根港。 竹生島(ちくぶしま)や多景島(たけしま)等への観光航路である。

 船はオーミマリン号。 

少し北に位置する長浜港。 ここも観光用。  曇天の平日なので、観光客はわずか。   採算とれないであろう。

K2-K331-K44-木ノ本から先日走った余呉湖をパスしてR365をさらに北上。 柳ヶ瀬から分岐、K140へ。 右上は北陸道柳ヶ瀬TN。 

信号による交互一方通行である。 トンネル断面からご察しの通り、元は旧北陸本線の鉄道トンネル。

トンネル入口横には扁額(出入り口の上に設置されていた額)がある。 「萬世永頼」 伊藤博文の筆。

以前訪れた長浜駅前の鉄道スクエアにも同じものがあった記憶がある。

 

待ち時間は5分ほどだったか、その間に撮影を済ませる。

トンネル内は漏水も多いし、照明も暗く、無いに等しい。 ヘッドランプバルブをLED化しておいて良かったw

出口側は当時のままのトンネル断面のようだ。

 頭上を北陸道の橋梁が。 

何気なくトンネル入口・出口と書いたが、例えば東海道本線は起点が東京で神戸が終点。 なので、起点の東京方がトンネル入口で終点の神戸方が出口というのが鉄道での規定。

列車の進行方向は関係ない。 入った方が入口・出た方が出口ではないので、お間違え無きよう。

刀根の集落を通り、  刀根トンネルを抜けると、  北陸道上下線トンネルの間の真下に出ちゃった。 

この後は北陸道とほぼ併走、何度も北陸道の下をくぐって、やがてR8に合流。

現在の北陸本線は米原方から木ノ本-余呉-近江塩津(湖西線が分岐)-新疋田-敦賀。

昔の北陸本線は木ノ本駅から柳ヶ瀬駅-刀根駅-疋田駅経由であった。

旧北陸本線のルート跡がK140-R8の麻生口-疋田間であり、同じルートを現在は北陸自動車道が通っている。

下画像の左側、新疋田駅の北側の丁字路からR161が南下するが、その付近が旧疋田駅。 

旧線当時は急勾配の連続・蒸気機関車牽引列車の難所で、しばしば機関士の窒息による事故があったらしい。

R8をもう少し北上すると、新疋田-敦賀間に鳩原ループ線がある。 上り線の勾配緩和線。

米原から敦賀方面への下り列車は文字通りに下り勾配を直進北上するが、敦賀から米原方面への上り列車は衣掛山の中腹のトンネルを通って、

ループして勾配を上り米原方面へ向かう。 付近の地名から鳩原ループと称するが、「鳩原」は地名だと「はとはら」、

鳩原ループの場合は「はつはら」と発音する。 理由はわからん。 

おっさんも何度か乗ったことがあるが、トンネルの合い間に進行方向左側の車窓から一瞬だが眼下に日本海とJR小浜線西敦賀駅付近が見える。

知らない人は「もう琵琶湖が見えてる」と錯覚するらしい。

上画像の①地点から、南南東方向の上下線が交差するところを撮影

R161を南下、新疋田駅。 昼間は一時間に列車1本。

  無人駅だが、待合室は鉄ちゃんのギャラリーと化している。  

緩やかなカーブ状の駅なので、いい具合に列車の撮影ができる鉄ちゃん御用達の駅。 ホーム幅が非常に狭く、三脚使用禁止の看板あり。

 やがて敦賀行221系新快速列車が発着。  

 

敦賀発 播州赤穂行き・播州赤穂発 敦賀行き新快速という、走行距離256km・所要時間約4時間に及ぶ列車があるが、少々インチキで、

色々なパターンがあるようだが、例えば敦賀発4両編成が米原で待機中の8両編成の後ろに併結、12両編成となる。

そのまま相生まで走って、先頭の4両を切り離し、4両編成のみが播州赤穂まで行く。 湖西線経由の場合は近江今津で解結するようだ。

 

鉄道の廃線跡のルートを高速道路に転用することはしばしば見られる。 一例を挙げると、

京都駅から東海道本線上りは、現在は東山トンネル-山科駅-逢坂山トンネル-大津のルートだが、明治の開業時は現在のJR奈良線稲荷駅南方から東進するルートだった。

上画像で奈良線は稲荷駅から南下、名神道をくぐって府道35号をオーバーパスするが、その東側で府道35号が不自然に南側にカーブした後に名神道と併走してるのがお解りだと思う。

交差部分のアップ。 府道35号の深草谷口町交差点から北西方向に走る道路があるが、これが旧東海道本線の跡。

旧線はここから東へカーブして現在の府道35号を進み、現在は名神道となったルートで大津まで走ってた。

他にも枚挙に暇がないが、かつて京都丹後地方にあった加悦鉄道の跡地は現在サイクリング専用ロードになっていたりする。

京都嵐山から清滝方面の府道137号は、戦前にあった愛宕山鉄道の路線跡。 鉄道時代の単線トンネルが今も道路に供用されてる。

話しが大きく脱線したw

疋田からR161を南下、湖西側に出て今津からR303-R367で朽木の道の駅。 

近くにあるバス停。 立派な待合室がある。 近傍に小中学校があるので、それなりのキャパが必要なのかな。

積雪期用の車両は車庫で来シーズンまでお休み中。  安曇川を渡る。

朽木の「グリーンパーク想い出の森」にあるバンガロー村。

他にも温泉施設・テニスコート・グラウンドゴルフ・多目的グラウンド・BBQスペース等々。

山奥には朽木スキー場もある。 近年は暖冬・積雪不足で開業期間が無い年もあったが、昔はよく四輪で通ったものだった。

今となっては体力の減退で、怪我するのが怖いのでスキーは引退した。

全長2kmに満たない朽木渓谷を走る。  短いが、ちょっとしたタイトなワインディング。 

  紅葉の季節に来て見る価値はありそう。

K23でまた湖西に戻り、いつもの如くR161-堅田-R477-途中峠-R367で帰京。 堅田付近から雨に降られる。

本日の走行約290km・11時間。 結果的には琵琶湖を一周してるが、琵琶湖がメインではない一日であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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