お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

アップルタルト

2007-04-06 22:45:42 | Weblog
今日作ったのはアップルタルト。
このタルトはプリゼ生地でつくりました。
ところで、
タルトとパイの違いって知っていました?
私は生地の違いだと思っていたのですが、
同じプリゼ生地でもふたがある(アップルパイのような形)のがパイ。
今日のように上がオープンになっているものはタルト。だそうです。

本当はアップルパイのおさらいをしようと思ったのですが、
私の好みとしては、やはり、さくっとした生地に
フィリングいっぱいのタルトの形が好きなのでこのような
形になりました~。
クランブルをのせると更にリッチになるのですが、
今日はさっぱり目につくってみました。

プリゼ生地ですが、発酵バターを使いました。
シュクレ生地もそうですが、タルト生地を作るとき
発酵バターを使うと風味がぐんと良くなります。
今回はよつ葉の発酵バターを通販で入手できたのでつかってみました。
いつも使っているM社よりも癖がないようです。
バターケーキも発酵バターをつかうとやっぱりちがいますよ~。
材料も凝り出すときりがないですが。

それからフィリングのリンゴですが、
最近通っているBH協会で買ったアップルプリザーブ。
『やっぱり、リンゴは紅玉を自分で煮なくちゃね』・・・と
おもっていましたが、
手軽につくるにはこれもありかなとおもいました。
季節はずれで紅玉も手に入りにくいですから。

熱々のアップルパイにアイスクリームを添えて・・・
というのも美味しいですよね。

パウンドケーキ

2007-04-06 21:22:30 | Weblog
今日の話題は
2週間ぐらい前につくったミンスミート(ドライフルーツの洋酒づけ)入りの
パウンドケーキです。
バターケーキは大好きで、これまでもよく作っていたのですが
自分でつくったバターケーキはちょっとしっとり感がたりないと思ってました。

ケーキ教室の先生にうかがったら、配合にもよるけど
やっぱりできたてより何日かおいた方がおいしい。
ケーキやさんでは、つくったケーキを洋酒に『ドボン』と浸して、引き上げ
密閉して熟成させてから出すとのこと。
パウンドケーキは何日かたってからのほうが美味しいというのはよく聞きますが
『そんなもんかな~』程度にしか思っていませんでした。
実際、どんなに丁寧につくっても2.3日たったケーキは
ちょっとぱさついた感じでした。

で、今回は各種スパイスの他しっとり感をより出すのにモラセスもつかい
ケーキを焼いた後、たっぷり洋酒とシロップをあわせたものをたっぷりしみこませました。
できたては、いつもどおり。
(出来立てのはじっこのかりかりしたところは違った意味でおいしいですが)
2週間ほどおいて試食したパウンドケーキは
同じ物とは思えないほどしっとりと美味しいです。
熟成の大切さを今頃知り、なんだか恥ずかしくなりました。
また、ケーキの奥深さを感じた次第です。
ミンスミートがまだのこっているので
あと2本くらい焼いておこうとおもってま~す。