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昨日、図書館で借りてきた『天と地の守人 第三部』
我慢できずにすぐに読んでしまいました。
もう少し、ゆったり読みたかったのですが、いつものように
がつがつと読んでしまい、少しもったいなかったようなきがしました。
守人シリーズもこの10巻目で完了。
ほっと、したような寂しいような心境です。
この4月からNHK BS2で放映中の『精霊の守人』が始まりましたが、
(土曜日の朝8時にも関わらず、けっこうかかさず観ております)
精霊の・・から始まる守人シリーズは冒険物のファンタジーですね。
ヤングアダルト向けの本ということで子供の本のところにありますが、
子供達だけに読ませておくのはもったいない本ですよ~。
作者の上橋菜穂子さんは立教大学で文化人類学専攻
『アボリジニーの研究』で博士課程取得。
現在は川村女子大学の助教授です。
オーストラリアの先住民族であるアボリジニーの研究をされているせいか
書かれる本には、霊や異界がテーマあるいは複線ででてきます。
上橋さんの本は大体網羅して読んでいますが、
とくに好きなのは『狐笛のかなたに』と『獣の奏者』ですね。
そうそう、天と地・・・3巻と獣の奏者の2巻が続けて出版されたこと
にびっくりしていたら、
守人の挿し絵を描いている二木真希子さんが、
げど戦記の仕事で忙しくて出版がおそくなったと、友人が言ってました。
守人シリーズが終わってすこし寂しいですが
獣の奏者も6巻まで続くとのこと。
新たな楽しみもありますね。
春休みに『バッテリー』も読みました。
こちら、スポーツ青春物。
映画にもなって話題だったので読みましたが、
5巻で、中学入学から2年生までで、歩みが遅くてちょっと!?でした。
うじうじ悩んでいる姿が多すぎて、おばさんには我慢できないのかな。
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スポーツ青春物はあまり読んでいませんが、
森絵都さんの『DIVE』
佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』
の方が、私は好きです。
森さんは今年直木賞受賞、佐藤多佳子さんは候補になったとのことでしたので
やっぱり、文章力とかの差なのかなと
おこがましく思ってしまいました~。
バッテリーファンのかたごめんなさ~い。
そんなことを言っても続編がでたらきっと読んでしまうと思います(笑)。
春休みはもっとどろっとした
山崎豊子の『華麗なる一族』も再読しました。
いい加減、やめてくれと思うほどに、ねちねち・どろどろよみました。
そろそろ、本ばかり読んでいないで、新学期モードに戻しますね。