テレビ放送が、地デジ移行まで一年を切ったこともあって、テレビの下に帯文字、テロップで警告文が流れるように写されている。
まるで、これは「脅迫文」だ。
「早く地デジ用のテレビに買い替えろ、でないとアナログ放送を打ち切る」というわけだ。
何とか点滴で健康を保持している病人が、「何日後には点滴を打ち切る」とか、かって医療費仕組みで「療養型」から「介護型」と「治療型」とかに変更されたことで行き場がなくなった病人のように、あるいは「障害者」や「後期高齢者」などみたいに、政府や政治家、官僚によって「脅迫」を受けることになっている。
先日法相立ち会いのもとで死刑執行があったが、この事に関し法相はこんなことを言っている。
「死刑執行現場を、報道陣に公開するのもやぶさかではない」
死刑受刑者といえども、最後の人権の寄る辺とし、且つ個人情報の寄る辺ともいえるプライバシーともいえる死刑執行現場を、法を守る最高責任者がこのように冒瀆する「おばはん」なのだし、それをイケシャアシャアと記事にしたりして報ずるマスコミも、マスコミである。
どちらこちらも、一緒になって「脅迫加害者」になっている。
ちなみに、一番の「脅迫加害者」は、「法」である。しかし「法」には、責任が無い。
責任があるのは、この「法」を立案し、議決したりすることに参画したものにある。