青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

青い鳥の短歌 十六、

2009年04月17日 | 短歌に政治や社会
★ 一杯の お茶にもこもる 人の道 
               花とも咲きて 花とも散りぬ   2009/4/17
    
         
 「花と咲き、花と散る」中に、茶道の極意が
             あ るのかも・・・・
     だのに、人が「ああ言った、こうした」から
    「こうしてやる」とか、「景気拡大、経済成長」
     とか、あるいは「評価、成績、数値」とかで
     大騒ぎするのは、「大空ごとの、たわごと」みた
     いなもの。


静かに、「ぴしりっ」と張り詰める居住まいの中に茶を点てられるのを見ていると、そんな感じを受けてしまいます。

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帰趨

2009年04月16日 | 人生設計
今日の私達の状態は、「発展、拡大、進歩、成長、増殖、豊富」というような事を目指したものになっている。しかしこの「発展、拡大、進歩、成長、増殖、豊富」というものは、無限に成長発展できるものかと言うと、それはできるものでは無い。できないどころか、行き着くところまでいって、それからは後退して行くことになる。
それは「帰趨」であり、元に戻るという「回帰」でもあり、「帰結」でもあり、「帰還」でもある。

ところが、この「元に戻る」という帰趨状態は、完全なる元には戻るということは無い。時間的にも、物理的にも、「ズレ」が生じていて、「発展、拡大、進歩、成長、増殖、豊富」というものの負の資産が現れることになる。

例えば「科学文明の発達」は、私達の生活を豊かにはしてくれたが、その分「環境汚染」を拡大してきた。次々と便利さを求めて、新しいものを手に入れることになれて、古いものは「ゴミの山」になっている。
又「農地放棄」されてしまった田畑は、もはや再農地化できなくなってしまっている。
そしてこうした地上に見切りを付けるように宇宙空間に活路を見出そうと、宇宙開発にシノギを削るけれども、これは過当な軍事競争ともなり、いたずらな混乱を引き起こすだけのものになっている。

「発展、拡大、進歩、成長、増殖、豊富」というものは、必ず行き着くところを向かえ、終焉する。終焉して、反転する。反転して、元の状態に、戻ろうとする。
この「元の状態」を確保した「発展、拡大、進歩、成長、増殖、豊富」というものでなければならない。そこに「帰趨」がある。
そしてこの事は、キリスト教でいう、「キリストの復活」のことでもある。

最も、一度行ったことは記憶され、いわゆる「遺伝情報」として保存されているから、完全なる「復活」とはならないものなのだが、精神的に「ビックパン現象」を起こすなら、それは可能になる。
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全員再教育

2009年04月13日 | 短歌に政治や社会
年末─来年には景気に明るさ、追加国債発行は10兆円超=財務相(トムソンロイター) - goo ニュース

今夕のテレビニュースをちょっと見ていたら、首相が小学校を訪問して満面の笑みを振りまいている画面が放映されていた。
この子供達相手の笑顔の首相を見やりながら、心中は「如何なりや・・」とたずねたいところである。
今首相は、史上最大の追加赤字国債額十兆円の発行が行おうとしている。
それは、笑顔を見せている相手の、まだ幼気な幼い子供達に対して、「お前達の肩に、借金の国債の償還義務を背負わせたぞ」と言う事でもある。
普通なら「負い目を感じ、すまない思い」を禁じえないだろうに、この首相は「してやったり」という風にうれしそうに喜んでいる。
そんなに自分達がする借金の尻拭いを、まだ幼気な子供達の次の時代に背負わすのが、そんなにうれしいのだろうか。胸が痛まないのだろうか。

最も、「こう言うことはお前達のためにやっているのだよ」という自負があるのかもしれないが、先日の財務相は、こんな事を言っている。

「景気回復を前提として消費税を含む抜本税制改革の基本ラインは同じだ」と指摘。「今回、使ったお金は、3年後に予定されている税制抜本改革のなかで、手当てしなければならない」とも述べた。

これは「消費税増税など」を示唆している。
この財務相の、言い方もおかしい。
「借金したら、そのままにしておくわけにはいかない」というが、これは当たり前の事だ。だが「景気」のために、何故「借金」一辺倒になる必要がある。
「借金」するから、返さなければならなくなる。だとしたら、無理して借金しなければ良い。

こう思考をするのは、教育に当たる。しかし政治家や閣僚や官僚には、こうした小学生でも判る理屈が判っていない。
教員には、更新時期があるそうだが、政治家や閣僚や官僚も、それに議員なども、適正検査と同時に一定期間の再教育期間を得てから、任務に就く必要がありそうだ。そうでないと、贈収賄やら、裏金つくりやら、偽装などや天下りに余念がなくなる。

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「救いの御子」理論

2009年04月13日 | 短歌に政治や社会
全国で山火事相次ぐ 宮城80ヘクタール焼失、山梨は50ヘクタール(産経新聞) - goo ニュース

これほどの災害は、自然からの「ミサイル攻撃」を受けたようなものに等しい。それに対して「迎撃ミサイル」も「イージス護衛艦」も、まったく役には立たない。今度「空母型ヘリ搭載護衛艦ひゅうが」が建造されたが、どれだけ防御になり抑制になるか。
第一政府は北朝鮮「非難」議決の事ばかりだし、国民の多くはプロ野球やゴルフ、スケート観賞とか花見行楽などに一生懸命になっていて、地方の過疎地には無関心になっている。

日曜日の夕方のニュース、「ばんきしゃ」を見ていた。ここでは「いなくなるミツバチ」を取り上げていた。
「ミツバチがいなく」なると、どうなるか
果実などは、受粉できなくなり、交配ができなくなり、実がならなくなる。そして食料不足が、深刻化する。
我々は、今は安穏として浮かれているけれども、地球規模の環境悪化は、静々と進んでいる。そしてそれは、我々人間が行った、おこがましい行いの結果が、自分達に向かって跳ね返ってくるもので、「自滅への処方箋」みたいになっている。
そういう状態なのに我々は、自分が楽をし、豊かになろうとして、「他が悪い」と非難ばかりしている。

こうした今は、「救いの御子」の誕生を待つよりほかは無い。
この「救いの御子の誕生」は、今すぐにでも降臨できる。
我々一人一人が、「救いの御子」として、生まれ変わればよいからだ。
私が「救いの御子」として立ち、貴方達が皆「救いの御子」として立ち上がる時、完全なる「救いの御子」は誕生する。
「救いの御子の誕生」とは、このように「私が救いの御子となり、あなたたちが救いの御子となる」と生まれ変わるということを、「救いの御子」理論と名付けた。

私は「キリスト教徒」でも「クリスチャン」でもないが、全ての人々が「救いの御子」として生まれ変わる時、人々は救われ、人類は救われ、自然環境も救われてゆく。
ただこの「救いの御子理論」には、一部の人達だけが「救いの御子」に成れば実を結ぶかと言うと、そうはならないという難点と欠陥がある。
「自分には関係ない」とか、「人がなればいい」とか、非難、誹謗していっていては、崩壊していくばかりになる。
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後の始末は・・・・

2009年04月12日 | 短歌に政治や社会
【核心】高速道路休日1000円 大渋滞は幻 募る不満(産経新聞) - goo ニュース

「柳の下のドジョウ」を当て込んでも、「濡れ手で粟」とはいかない事は、ちょっと考えればわかること。
「史上最大の追加景気対策補正予算」にしても、借入金だらけの果てに、つまずけば、後の始末は誰がする。
せいぜい又「政権投げ出す」という事か・・・・・

庶民こそ、いい迷惑。
しかし、

★ 華やかに 今を盛りの 桜花
             移ろう時の 今の一時

を謳歌している人々が、多い。
「その、後の始末は・・・・・」
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悔悟心

2009年04月12日 | 人生設計
こういう言い方は、短略的ではある。全てが当てはまる、訳でもない。しかし世間を見ていると、余りにもそういうものが、多すぎる。

今日では、「偉くなる」とか「立派になる」、あるいは「何の何がし」といわれるような人物になるとか、「政治家になる」というようになるにはどうたらいいかと言うと、「舌先三寸」な大きな事をいえば良いという事であり、「捏造や偽装や斡旋、ごまかし」に、「反省、懺悔」などをしない厚顔ぶりに徹する事であるといえる。

こうした世間的に一角の地位にある人達の様を、これまでよく見てきた。最近では「もうろう記者会見大臣」も、自分の至らなさを反省することなく次期衆院選に出馬しようとしている。
献金や議員宿舎問題疑惑が浮上している国会議員も、「法にのっとって処理している」と、世間的道義心とは一線を画して、「悔悟」の念が無い。罰則を受けても、選挙洗礼を受けて、「禊を受けた」といって「しゃあしゃあ」している。「悔悟の念」があるならば、「一から出直す」べきことで、何故もとの党派の鞘に収まる必要がある。
「政権を投げ出した元首相」も、こんな具合だから「恥」などの「反省、懺悔心」もないようだ。

今の首相も、一にも二にも「景気対策、景気対策」一辺通りになっている。史上最大の「景気対策」が、裏目に出た場合の、その場合の対策は、何も講じていない。
前を見て進むばかりではなく、「反省、懺悔」という、「悔悟心」を持って挑まなければならないものなのに、後腐れのようになっている。
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自滅誘導予算

2009年04月10日 | 短歌に政治や社会
政府、過去最大規模の財政出動 補正成立急ぐ追加経済対策(共同通信) - goo ニュース

「過去最大」だとか「史上最高」だとかいっている財政出動、補正予算は、鳴り物入りで景気拡大予算と自負しているが、覚めた目で見ると「自滅誘導予算」としか見えない。
それは「悲観論」で見るからかもしれないが、実情を真摯に知り認めるならば、いい加減な「楽観論的な補正予算案」には「自滅」の影が漂っているのを見ないではいられない。

我が国は「資源小国」である。又「食料資源小国」でもある。
そこへ持ってきて「少子高齢化」か加速している。
こうした状況なのに、国や地方の借入金は、1千兆規模にはなっている。
そして今回の補正予算編成には、災害救助などの「緊急特別予備費」までもが取り崩されいる。
この事は、災害が多発したら、救助活動は「お手上げ」になるということを意味する。又あるいは、景気拡大を取りやめて、救助活動に廻さなければならなくなるが、景気拡大に投じた投資は無駄になることになる。すると初期の思惑は挫折し、「死滅」する。

一方景気拡大といって生産させるものは、我が国の特徴として外需に頼る面から、生産製品は海外でどこに行き渡るか計り知れない。この生産製品が、今回の北朝鮮のロケットを構成する部品の九割方が、我が国製品で占められているといわれる。
とすると、今度のロケット発射騒ぎで、迎撃ミサイル発射破壊措置というようなことは、「自滅」な行いから出たことになる。

「空論」が生み出した「史上最大の景気刺激策」とは、何もない「空論」から発した「自滅のための構想」でしかないものと言わなければならない。
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さもしい

2009年04月09日 | 短歌に政治や社会
予算額史上初の100兆円突破、自民が追加景気対策を了承(読売新聞) - goo ニュース

ものすごい「金額」だね。
これが大方、高額所得者向け、にいってしまう。
「さもしい」ね。
低所得者には、「ちょっぴり」でしかなく、それも「一年限り」でしかない子育て手当て。
これで何が良くなるのか。

むしろ、この予算が通った後のほうが、怖い・・・・・・。
おそらく「消費税増税」など、増税になるだろうから、低所得者ほどしわ寄せが来る。
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原罪

2009年04月09日 | 短歌に政治や社会
「電柱議連」誕生、電線地中化働きかけ…会長は安倍元首相(読売新聞) - goo ニュース

政権を投げ出した「あの人」が、又出てきた。
「電線の地中化」とは言うものの、こんな思いつきで多額の予算を取得しようとするには、「何か裏があるのでは・・・」とは思えたりするが、それはさておき、ちょっと考えて欲しい事がある。


「電線の地中化」をすると、災害で被災にあった場合、その復旧がどうなるか、という点が心配になる。
災害にあえば、電柱の場合も、電線を地中化した場合も、同じように被害にあうだろう。だがその復旧は、どちらがし易いか・・・・。

最近は水位が向上していて、すぐにあちこちが水没する。
「電線を地中化」してあると、こういう災害にあったとき、復旧に手間取り、国民生活に大きな影響が出ると思うのだが。
最も専門家でない私にはなんとも言えないが、たやすく「電線地中化」と言うのは、先走りすぎている。

少し前の事だが、マスコミなどで経団連会長だったか、企業のお偉いさんだったか忘れたが、こんな事を言っていた。

「春闘の事や雇用問題で、賃金引き上げなどを求められているが、そういう要望に答えていては企業の存亡が危ぶまれるので海外展開せざるを得ない」

こんな主旨のことを述べている。
この言葉は、大変傲慢といわなければならない。「何様な」言い草なものである。
ところがこういっている海外展開している企業は、不況の荒波にもまれて撤退を余儀なくされている。その撤退も、順調に、とは行かない。
従業員との解雇に伴いトラブルはあるし、進出時に伴って受けた税優遇などに関する違約などもあるしで、「泣き面に蜂」になる。

政権を投げ出しておいて、又しゃしゃり出てきた「あの人」や、こう言う企業論理というものは、「原罪」があるからだといえる。
私はキリスト教徒、クリスチャンではないが、「原罪」という事の意味を、身に凍みて感じている。
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同じ穴のムジナ

2009年04月07日 | 短歌に政治や社会
首相、大型補正予算を指示 10兆円超過去最大の見通し(朝日新聞) - goo ニュース

北朝鮮がロケットを発射した。この費用は、開発費などを含めると一億ドルとも言われる。食糧難で苦しんでいる北朝鮮の、国民一年分の食料費に当たるそうである。
そういう国内事情にありながら、あえてロケット発射という国際社会での「いい面ぶり」という体面を気にしている。

今日の我が国の方も、国債や借入金などの国の債務は、八百五十兆円余りある状態であるが、それでもまだそれをほおり出して赤字国債発行を目論んでいる。
この国債などに地方債などを加えると、どれほどの金額になるかは知らないが、そういう状態でありながら、北朝鮮がロケットを発射した後の、一段目や二段目のブースター探しに税金を使おうとするのだから、まるで気が知れない。
そうした事に税金使いながら、補正予算編成とは、本当に国家財政の切り盛りをしようとする、意気込みが感じられない。

北朝鮮などのことは、放って置けばいいのである。そういうことよりも、内政に重きを置かなければならない。
こう言うと「保護主義」というけれども、国際社会に通用するためには、内政が安定してこそ、国際社会の一員として通用する。
内政が混乱した状態なら、「同じ穴のムジナ」に過ぎない。

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