● 生活リズムが整い始める
メンタルヘルス不調者が療養に入ってしばらくすると日常の生活のリズムが整い始めます。日中起きて夜寝る→午後の外出→午前中からの外出→通勤時間に合わせた外出・出社訓練。次第にできるようになってくると、集中力や判断力も回復してきます。
● 復職への焦りは禁物
このとき同時に復職を焦る気持ちも出てきます。早く出社して、職場の上司や同僚にかけている迷惑を解消したいと思うようになり、主治医に復職可の診断書を求めたりします。しかし、まだ十分に体調が戻っていないときに無理をして復職させると、状態を悪化・再発させて、また一から療養のやり直しということにもなりかねません。
朝の出社時間から夕方の退社時間頃までの外出が週5日
2週間ほど続けられるまで、“急がば回れ”的な考えで対応してください。