日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

落柿舎

2013-12-28 | 史跡
落柿舎は、江戸時代の俳人・向井去来の別荘として使用されていた草庵です。





古い家の周囲には40本の柿の木があったそう。
庭の柿を売る契約をしたのちに、柿がすべて台風で落ちてしまったため「落柿舎」と呼ばれています。



落柿舎の西隣に、嵯峨天皇皇女の有智子内親王(うちこないしんのう)の陵墓があります。



有智子内親王は、嵯峨天皇の第8皇女。
嵯峨天皇の初代の賀茂斎王(斎院)。平安時代の漢詩人。



弘仁1(810)年、4歳で嵯峨天皇の創始した賀茂社の斎王となりました。
嵯峨天皇の皇子女の中でも豊かな文才に恵まれた皇女で、日本史上数少ない女性漢詩人のうちの一人だったといいます。

落柿舎の北西にある小倉山墓地には、向井去来の墓があります。





ここには去来の遺髪が埋葬されているそうです。

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コメント (4)
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