日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

護王神社(いのしし神社)

2014-04-30 | 神社
護王神社は京都御所の西側、烏丸通に沿いにあります。
前回の記事で紹介した神社・菅原院天満宮神社のそばにあります。

主祭神は、和気清麻呂と姉の和気広虫。

孝明天皇は清麻呂の歴史的功績を讃え、嘉永4年(1851年)護王大明神の神号と正一位という最高位の神階を授けました。

明治7年(1874年)、護王善神堂を神社として護王神社に改称し、別格官幣社に列格しました。
明治19年(1886年)、明治天皇の勅命により京都御苑蛤御門前付近にあった公家の中院家の邸宅跡(現在地)に遷座されました。

広虫が孤児救済事業で知られることから、当社は子育明神と呼ばれるようになりました。

表門


狛イノシシ


拝殿の前には、狛犬の代わりに雌雄一対の狛イノシシが建てられています。
「日本後紀」によると、和気清麻呂が宇佐へ配流の際に、道鏡から送り込まれた刺客に襲われたのを、突如現われた300頭の猪に救われたとの伝説から、明治23年(1890年)から狛犬の代わりに「狛猪」が置かれており、「いのしし神社」とも呼ばれています。





境内のいたるところにイノシシが!







拝殿


霊猪手水舎




霊猪手水舎のブロンズの猪像は、「鼻をなでると幸せが訪れる」と言われています。



足萎難儀回復の碑


足腰の病気やけがの回復を願って、足形の石の上に乗ったり、碑をさすったりして祈願します。


和気清麻呂公銅像




チェーンソー彫刻「飛翔親子猪」


翼の生えた神猪が子猪を守る姿が表現されています。

さざれ石


清麻呂公像のすぐ後ろには、国歌「君が代」に詠まれる「さざれ石」があります。

中門




伊勢神宮遥拝所


これが一番インパクトがありました(@_@;)

イノシシの剥製です(^_^;)



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コメント (3)
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