日々史跡めぐり

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黒田家江戸上屋敷跡

2014-06-15 | 史跡

黒田家の江戸上屋敷は、現在の外務省の位置にありました。



霞が関坂を隔てた現在の中央合同庁舎第2号館(総務省など)や大三号館(国土交通省)の場所は広島藩浅野家の上屋敷跡で、両家のあった景色は、浮世絵や錦絵に描かれるほどの江戸の名所であったといいます。



黒田家と浅野家は、当時ライバル関係にあり、黒田家の黒い海鼠壁に対して、浅野家は朱色の門といったところにも対抗心が表れていたとか。

明治政府は霞ヶ関、大手町、丸の内等のは大名藩邸跡を接収し、官庁街や軍事施設として利用しました。
1871年(明治3年)に外務省は銀座から霞が関に移転し、福岡藩黒田邸をそのまま使用していましたが、1877年(明治10年)2月1日に焼失。

旧黒田邸時代の外務省

(画像:Wikipediaより)

1881年(明治14年)、フランス人建築家ボアンヴィルの設計により新庁舎が誕生しました。



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コメント (2)
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