日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

谷中めぐり(1)一乗寺

2019-03-08 | 仏閣
数年前に遡りますが、東京都台東区谷中の寺院めぐりをしました。
 
 
一乗寺は、日蓮宗の寺院で、山号は大法山。
 
 
天正18年(1590年)頃、日僚(茂原妙光寺17世)を開山に創建。
 
現在の伽藍は戦前までに整備されたもので、昭和12年(1937年)客殿庫裡が再建されました。
 
境内には、儒学者大田錦城の墓所(東京都指定旧跡)があります。
 
 
 
 
太田錦城墓
 
所在地 台東区谷中1丁目6番1号 一乗寺内
指定  昭和3年3月
 
 太田錦城(1765~1825)は江戸時代中期の儒学者で、名は元貞、字は公幹、才佐と称し、錦城は号である。加賀国大聖寺に生まれ、当時の大儒であった皆川淇園、山本北山に折衷派を学んだが満足せず、漢代以降の中国の諸説を直接研究し、一家の学を建てた。
 晩年にいたり、一時京畿に遊び、三河国吉田藩に仕えたが、加賀国金沢藩から賓師として招かれ、三百石を給さられた。
 文政8年4月23日、61歳で没した。著書には『九経談』『春草堂詩集』『鳳鳴集』など非常に多くの著述があり、長男は加賀候に仕え、三男は吉田候に儒学をもって仕えた。
 
平成20年12月 設置
            東京都教育委員会
 
 
 
 
 
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