鍵が見つかりました。
何のって・・・
勿論バイクのです。
今日,バイトを終え,明日の道順を相方と共に確認し,バイト先を後にしました。
お腹がすいていたので,ココイチでカレーを食べ,満腹感で軽い眠気を憶えつつ,バイクに向かいます。
歩きながら上着のファスナーをあげ,比翼のボタンを掛け,手袋とマフラーを出しましたが,さて,肝心の鍵がありません。
そんなはずは無いのです。
朝,バイクを降り,キーを抜き,家の鍵等とまとめてキーホルダーに掛けてしまおうと思ったのだが,結局ポッケに入れた。
というところまで,ハッキリと憶えています。
洋服の全てのポッケを探します。
鞄の中身も全部出します。
バイクまで戻って,鍵を刺したままにしてないか確認します。
ココイチまで戻って店内を探索します。
バイト先まで戻ります。
その間路上をくまなく眺め回します。
最寄りの交番にはお巡りさんはいなかったので,備え付けの電話で落とし物の確認をしましたが,届いてないそうです。
途方に暮れます。
神様が全力で明日の自分の2ケツデビューを阻止しているのではないかと本気で疑います。
もう一度だけ,ポイントを絞って路上探索をすることにしました。
街を歩いていると,フェンスに掛けられたハンカチや,ガードレールのポールに被せてある手袋等を見かけることがあります。
多分拾った人が,交番に届けるのも面倒だが,そのままにしておくのも落ち着かないので,一段高いところに安置しているのでしょう。
自分の鍵もそのようにされている可能性は大いにありますので,一段高いところをメインに探すことにしました。
先ず手始めに,自分がバイクを止めている敷地の出入り口にある,車避け(?)の上を確認します。
ありました。
相方には最低限の装備は強要してあります。ワックスを最後にかけたのは先月です。今日は一滴もお酒は飲んでいません。
後は遺書を書き,密着し,丁寧にブレーキをかけるよう心がけるのみです。
ちなみに相方は2ケツ経験者ですが,バイクの免許は持ってません。
でも,40㎏無いと思われるので,その軽さが救いかもしれません。
明日の夜,小田原に向かう危なっかしい2ケツの銀のホーネットを見たら,エールを送って下さい。
明後日の未明,横浜に向かう孤独な銀のホーネットを見たら,暖かい物を恵んで下さい。
2ケツの感想,書けるといいにゃあ・・・
マヂで。