みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

誰でもよかった

2010年06月29日 18時43分30秒 | みう
こんばんにゃ。

ちょっと世間から離れていた間に、また怖い事件が起きていました。

無差別通魔殺人。

日曜の朝の情報番組では、色々あって社会に馴染めず世間に恨みを抱いた犯人が、

『秋葉原通り魔事件みたいな事をしたかった』とか
『誰でもいいから殺したかった』とか
言ったとか言わないとか。


コメンテータは、利益追求型の社会が彼らを追い詰めたとか、理想の自分と現実の自分のギャップを埋められないまま大人になった人が、注目を浴びたい!世間をあっと言わせたい!的な心理では?と解説していた。

大きな事件を起こすことで、世間に復讐して、自分が特別な存在になれると思っているんだろうか?

そうでもないと思うんだよね。

もう無差別な通り魔に、みんなビックリしなくなってると思うんだよね。

本人だって『○○みたいな事件を』とか言ってる時点で、視聴者にとっても○○みたいな事件でしかない。
被害者以外にとっては、その他の事件と変わらない。
一年後には『それどこのじけんだっけ?』『犯人って名前なんだっけ?』だと思う。

『誰でもよかった』なんて、上から目線で他人の命を軽んじているその人たちこそ、ネタ切れの世間から見たら、二番煎じの『誰でもよかった』話題の一つでしかないのかもしれないにゃあ

個人的には横浜の女子高生の、授業中に隣の席の人を刺した事件とかの方が、怖かったっす。