みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

九日目後半 マケドニア入国→オフリド観光→オフリド泊

2017年05月05日 23時45分41秒 | コソボ・アルバニア・マケドニア 2017年GW
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アルバニアを出国し、「今、どこでもない道を歩いているんだ!」という、えも言われぬ開放感を500mほど味わい、15:55マケドニア入国。
 
「国境あたりにタクシーとかバスとかいたりして」という甘い目論見は、秒で粉々に砕け散り、マケドニアの風に飛ばされていきました。
 
が、まだ日が高いことと、この妙なテンション。
最寄の目的地であるスベティ・ナウムまでは約4kmのはず。
「歩けんじゃない?」
と、歩行開始。
 
数少ない対向車の人たちの、
「え?一人?」「徒歩?」
と言わんばかりの、ちょっとビックリした顔が忘れられません。
 
意気揚々と歩き出したものの、手持ちの地図は歩き方だけという不安。荷物重いし。
てか、実は足の指、骨折してるし。(そのときは「折れてはない」って信じてたけど)
ものの2分くらいで「やっぱ、歩くのダルいわ」と、心を入れ替える。
   ↓
「次の車にヒッチ・ハイクだ!」と、これまた秒で決意。
運よくすぐに車が来た。
(^-^)b
停まった。まさかの1台目でヒッチ・ハイク成功!万歳!
 
※決してオススメはしません
 
停まってくれたのはトルコ人5人組。
夫婦2組と独身男性1人という組み合わせ。と思いきや、もう一人いた!!
お腹の中に赤ちゃん。
妊婦さんがいるってのは、乗せてもらう側としても色々安心な感じでラッキー。
 
スベティ・ナウム観光をしたかったし、そこからオフリドまでのバスも出てるので、
「スベティ・ナウムに行きたい」と伝えるも、どうもピンと来ていないご様子。
地図見せると、何がしかカーナビにセットしてくれている。
5人はしきりに「サンなんとか」って言ってて、よく分からないが流れに任せることに。
 
スベティ・ナウムについた。ラッキー。
 
どうやら「スベティ」というのが「聖」という意味で、「サン」という音になるらしい。
(モン・サン・ミッシェルとか、セント・マーチンみたいな)


 
車を降りると、彼らもここの観光をする様子なので、ダメもとで「このデカいリュックを車で預かって」と頼むと、これまたOK。
そして、そのまま一緒に観光する流れに。ラッキー。
 
やたら度の強いお酒や、蜂の巣ごとの蜂蜜が売ってたりする。





 
湧き水?がめっちゃキレイ!
このまま飲めるんじゃないかってくらいの透明感。
それがダブダブとオフリド湖に注ぐ様は、なかなかの迫力。


 
スベティ・ナウム名物の孔雀。細かいパーツは、やはり恐竜の祖先を思わせます。


 








小部屋の床に耳をつけると、聖者の鼓動が今も聞こえるそう。
(貝殻から海が聞こえる的な?)



こういうのは、一人だったら意味もお作法も分からなかったと思うので、一緒に回れて本当によかった。

 
個人的には、教会よりも周りの自然、特に泉の水の美しさが印象的でした。




それより何より、旅メイトとの出会いが楽しかったw
観光旅行なのに、観光以外がディープインパクトになっちゃうのも、気まま旅のあるあるってことでw


 

 
ひとしきり観光を終え、オフリド行きのバスを探さねば~と思っていると、
「この後どこ行くの?」と聞いてくれる皆様。
「オフリド湖畔の宿だよ」というと、
「宿の名前は?」って、そこまで送ってくれることに!
ありがたすぎる!


 
てか、連れてってもらえて本当に良かった。
「湖畔の宿だし、行けばわかるっしょ」と思っていたけど、湖畔は宿だらけ。
しかも、実際には湖畔の宿ってほど湖畔でもなかった。
歩き方の地図だけじゃ、絶対に辿り着けなかったと思う。
本当に本当にありがとう!
(そして彼らはビトラのパーティーに向かうのであります)
 
 
オフリドの宿を検索していたとき「レイクビュー」とか書いてある宿がいくつかあったけど、「ビュー」も色々だと思われます。
 
今回の宿も、いちを「レイクビュー」ってことになってたけど、建物と建物の間からのチラ見えでした。
自分は「湖に近いほうが観光が楽そう」って理由で選んだ宿が、たまたまレイクビューを謳ってたって感じなので気にならなかったけど、南国のビーチサイドのホテルみたいに、ベランダから湖がドーーン!!みたいなのを求めてる場合には間違いなくがっかりレベル。予約前に要確認です。

 
あと、湖畔の宿とか密集してるエリアは、目印になるようなものが無いので、ある程度ちゃんと場所を把握しておかないと大変かも。
自分みたいに、歩き方の地図だけというのはオススメしません。
 

 
オフリドの宿は「Apartmani Marija」(マリア アパート的な)






アパートタイプの個室でした。
常駐(?)しているのは年配の女性2名。ほとんど英語は伝わりません。
「明日のチェックアウトの時間を~」とか
「バスターミナルはどこ?」とか、
ちょっとしたことも伝わりません。
部屋の使い方などをマケドニア語で押し通し、御代を頂戴する。
これが彼女たちの役割で、それ以上でもそれ以下でもなさそうです。
 
英語ペラペラの男性も同じ建物に住んでいるので、込み入った相談などは夜にすればOK。

 
 
で、明日はスコピエに行くので、バスのこととか聞いておきたかったけど、宿ではムリだったので街に繰り出します。
 
バスターミナルまで行かなくても、街中のオフィスで席の予約が出来るようなブログを見てたので、念のため予約を・・・と思ったけれど、オフィスに辿り着けず・・・。
でも、オフィスの場所を教えてくれたその辺のお店の人いわく「明日でも大丈夫だと思うよ」ってことだったので、もう諦めた。
 
ウロウロしてたらデモ隊に遭遇!



薄暗いせいか写真はブレブレ。1000人を超すような大行列だったけど、暴徒みたいな感じじゃなく軽めのパレードみたいなノリで、危険な感じはしなかった。
 
コソボでのラムシ帰還イベント、アルバニアでのメーデーJAZZフェス、そしてマケドニアではデモ隊に遭遇。
これすべて入国初日。南バルカンは不思議な場所だ。
 
教会巡りは明日にまわして、今日は夕飯食べてゆっくり休もう。
でも、全然調べてこなかったし、宿の人もあんな感じなので、オススメのレストランとか、オフリドっぽい食べ物を出してくれるお店とかも分からないまま、なぜかピザ屋へ。


 
普通に美味しい。
そしてでっかい。
日本なら断られそうだけど、残りはもちろんお土産にしてもらう。
これで明日の朝ごはんも確保。
ビール旨し。
 
ボーっとしてたら、別にダンスタイムってわけでもないのに、4~5人で食べてたテーブルからカップルが立ち上がり、いきなり社交ダンスはじめた。
なんなんだこのノリは・・・。


 
周りのお客さんも、カップルと同じ席の人たちも、囃し立てるでも、拍手するでもなく、シレーーッとしてる。
なんなんだこのノリは・・・。
 
カップルが地元民なのか、マケドニア人旅行者なのか、外国人旅行者なのか、まったく不明。
このノリの出所も不明。
 
摩訶不思議なマケドニアの夜はふけていくのであります。
おやすみなさい。


 
 
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九日目・前半 ジロカストラ観光→マケドニア国境越え

2017年05月05日 12時12分55秒 | コソボ・アルバニア・マケドニア 2017年GW
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ついにこの日がやってきた!
今回の南バルカンツアーでもっとも恐れていたのが
①プリズレン→シュコドラの移動
②ジロカストラ→オフリドの移動
の2点なのですが、①が予想外にサクッといけたので、②も期待!

その前に、まずは早朝散歩。
昨日は、城塞とその右側を重点的に歩いたので、今朝は城塞の東側の細い下り坂をちょいと散策。








さすが「石の街」と呼ばれるだけあって、どこもかしこも石だらけ。
もっとゆったりと過ごしたかったけど、もう見納め。

宿に戻ると朝食の準備が出来てる。
他のお客さんは、まだ寝てるみたい。
皆さんと一緒にのんびり頂きたかったけど、バスの時間もあるし、お先にいただきます。



どれも美味しかったし、卵は席についてから焼いてくれたよ。

オフリドまでの行き方が不安で、困ったときに周りの人にちゃんと聞けるかも心配してたら、宿のオーナーがステキなメモを書いてくれた!



Google Mapで検索すると、ティラナに戻るルートやハイウェイでギリシャ経由などなど、どうみても無駄としか思えないルートが出てくるので不安だった。
けど、オーナーがメモと地図を見せつつ説明してくれたルートは、下調べの段階で「このルートで行けるんじゃないの?」と、思ってたルートとリンクしててホッとした。
この通り行けば大丈夫だし、困ったらこのメモ見せれば大丈夫!という安心感に背中を押されて、いざ出発。

8:30 宿から新市街のバスターミナルへはタクシーで移動(宿で呼んでもらった)
8:45 ジロカストラのバスターミナルからティラナ行きのバスに乗る(途中に休憩1回)


道中は景色のいいところが多くて楽しかった。
寄れなかったブルーアイ(キレイな池)の片鱗を感じさせるような川の青さ。
急峻な山々に囲まれているからこその、大きな橋。
田舎の風景。独特の暮らし。山間の村。
そういうものが駆け抜けつつだけど垣間見ることが出来て、すごく楽しかった。






また、こういうところを旅する人ならきっと見たいであろうバンカー(トーチカ)も、ちょいちょい見られます。







11:40~12:00 ロゴジンで乗り継ぎ。(途中で休憩1回)

大きい道路の交差点、街中でもなんでもないガソリンスタンドの横っちょで降ろされて少しドキドキしたけど、
一緒のバスを待つアルバニアンがいたのと、小さいけど事務所っぽい建物(けど無人)があって、まぁ大丈夫かなと。






乗りかえたバス。


ここから先は、都会も少しあるけど、基本的に急峻な山の中を走ります。
緑豊かで、だんだん文化が混ざっていく感じが見られて楽しい。












休憩所でお魚販売。


湧き水?美味しかった!


バンカー好きは、「そろそろポグラデツだな~」って頃、丘陵地帯の牧草地っぽいところの斜面に、放牧されてる牛と一緒にそこそこの量のバンカーを見渡せる場所が一瞬ありますのでお見逃しなく。


走る車窓からで、油断しまくってたときに現れたので、もう全然撮れてません。


で、そこを抜けるとオフリド湖がパァァ~ッと眼下に広がって、湖畔の道に下りてくると、左右に廃墟やバンカーが点々としてます。
「アルバニアに来たんだな」という実感とともに、「国境に近いからバンカーも多いんだろうな」と当時の情勢に思いを馳せつつ、「そして、もうアルバニア出国じゃん!」という寂寥感が押し寄せて、左側の車窓には、真っ青な空とオフリド湖とたなびく雲が美しく「ラダックみたい」と、行ったこともない場所を引き合いに出してその美しさを称えるという不埒な脳内。











15:00 国境の街ポグラデツについた。



ここからは、メモには「TAXY」と書かれているし、先人たちのブログでもタクシー説が有力だったけど、ダメもとで最寄のアルバニアンに
「国境行きのバス、ないかな?」と聞いてみる。

感触としては、年配の人ほど英語解せず。若者はけっこう大丈夫な感じ。
なんとなく国境方面に歩きつつ(と言っても100m程度w)声をかけていくと、5~6人目の女学生っぽい子が分かってくれた!
しかし、今度はこちらが英語を解さず、けっきょく乗り場まで連れて行ってもらう。
(またこのパターン)

ってことで、結論!
ポグラデツの町から、マケドニア国境まではバスで行けます!!

で、ブログ書く上で最悪なんですけど、値段忘れました。
安いのは間違いないんだけど。

てか、このバス代払った後の残金が100レク切ってて、結構ギリギリだった。
もしユーロだったら受け取ってくれるのか、おつりどうなるのかとか謎。
てか、たぶん不可。
でも、国境の町だから両替所はあるはず。
いっそマケドニアのデナールならアリなのかも?
謎だらけだけど、タクシー使って、降りるときに「レクない!」ってならなくて本当に良かった・・・。






国境行きのバスは、ワゴン車以上マイクロバス未満みたいな車。
「国境行き」って書いたけど、実際にはこの乗り物は、路線バスというよりタイのソンテウ的な感じなのかも。
大まかなルートが決まってて、あとはお客さんのリクエストに合わせての寄り道スタイル。
そして、国境で降りたのは自分だけでした。


そうです。
バスで行けるのは国境までです。
国境からの交通手段はまったく担保されていません。
でも出発。だってバスが出る時間だから。
15:30頃でした。


15:45 とりあえずアルバニア出国してみた。


バイクで国境越えとかカッコよすぎる!


番犬くん。


遠ざかるアルバニア。


「今、どこでもない道を歩いているんだ!」という、えも言われぬ開放感。
ちょっぴりの不安も冒険心をくすぐり、最高の気分!
その距離、約500m。


15:55 そしてマケドニア入国!

「国境あたりにタクシーとかバスとかいたりして」という甘い目論見は、秒で粉々に砕け散り、マケドニアの風に飛ばされていきました。

入国後の顛末は次回。


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