みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

イーペンランナー・フェスティバル 2017年コムローイツアー 3日目後半  

2017年11月03日 23時52分56秒 | チェンマイ@タイ コムローイ祭り 2017年11月
旅の全体図はコチラ
 
主なトピック
・メージョー大学でのコムローイ祭り
(バス、チケット、ご飯、トイレ、ランタンのコツ、写真など)
・ピン川沿いの野良コムローイ
 

 
旅3日目。今夜はいよいよ・・・
コムローイ!
スカイランタン!
イーペンランナーフェスティバス!
呼び方なんて何でもよい!!!!
 
 
2017年のコムローイ会場はドイサケット、メーリムなどもありましたが、自分はベタにメージョー大学に行きました。
実は2016年もメージョー大学で参加したので、徒然なるままにメージョーの情報やコムローイのことなど、ちょいと書いておこうと思います。
誰かの役に立てたらいいな。
 
 
2016年は国王様が亡くなられたばかりだったので、ランタンの数は3人で一個でした。
 

 2016


噂では2015年は一人2個だったとか。
今年は一人1個でした。個人的には十分だと思います。
 
なお、メージョーでは基本的に、自然に還る素材のランタンを使用しているそうで、会場内に他所で購入したランタンを持ち込むことは出来ません。
 
場内に集まっているのは2000~3000人とのことで、だいぶ幅がありますね。
けっきょく何人だったんだろう・・・。
 
ビックリするような景色を見たいならランタンの数と密度がものを言うと思うので、そういう方は規模の大きな会場を選ぶといいと思います。
逆に、のんびりまったり楽しみたい人は、小さめの会場がよさげです。
 
なお、ピン川沿いでも野良コムローイを上げられますが、街中はむしろカオスで、のんびりゆったり上げるって雰囲気ではないかも知れません。


ツアーのバスはかなり寒く感じましたがた。
特に帰りは日も差さないし、行きより長く乗るので(道路が混むため)、羽織りものなどあるといいかもしれません。


メージョーでは、コムローイ上げの前は出店などでご飯食べたりできます。
入場券にはミールクーポンが5〜6枚付いているので、会場内ではお金は不要です。

食事だけでなく、アイス、ジュース、お水もありました。

2016年は早めについたので色々食べることができましたが、2017年は遅くついたので品切れ続出でした。
ツアーだと、こればっかりはバスの都合なので、どうしようもないです。


入場券にはミールクーポンだけでなくお土産クーポンもついています。

2016年は、水、ゴミ袋、カッパ、パンフレット、ネックピローが不織布の手提げに入ってました。

2017年は、カッパ、おやつ、貯金箱(小玉スイカサイズ)が帆布の鞄に入ってました。

ネックピローも貯金箱もかなりかさばるので、持ち帰るのは少し大変かもしれません。


トイレは二ヶ所ありました。
祭壇に向かって左側、出店などのエリアの奥と、
祭壇に向かって右側の竹林の中です。
竹林の方は、そこまで混雑することはありませんでした。

紙は個室内にはなく、手洗い場に大きいロールが置いてあるので、それを取ってから個室に入りましょう。

 
ランタンはそれなりに大きいので、一人で上げるのは大変ですが、一人旅の方も心配ご無用です。

会場にはボランティアの学生さんがいるので声をかければ助けてくれますし、日本人もウジャウジャいるので、絶対に誰か助けてくれます。写真も撮ってくれます。

お一人ならば、1回目の一斉揚げは写真撮影に没頭して、2~3回目あたりで上げたり、写真をお願いするとよいかもです。
 

ランタンに火をつけるときのポイントは
・ランタンを絶対に燃やさない
・中の空気を十分に膨らませる
この2点が重要です。
 
片手でランタンの下枠をもち、片手でランタンの上部の紙を上に持ち上げるように持ちます。
そのとき、上部の余り気味の紙はクシャクシャに握ってもOKです。
てか、その方が楽です。
または、高さの半分ほどの辺りをつまんで、上に余った部分は折ってサイドに垂らしておいてもいいかも?
とにかく、紙が内側にダル〜ンとならない事が大事!
 
ランタンの紙を上に引き上げたまま、燃料にしっかりと火をつけます。燃料はドーナツ型なので満遍なく。
会場ではろうそくが用意されてますが、なんならライターとか持ち込んでもいいかも知れません。野良コムローイに行ったときにも使えますし。
 
空気が膨らんでくるのを感じてから、クシャクシャに握ってた紙を、少しずつ、少ぉ~しずつ手の中から逃がしていきます。ここで焦ったらダメです。
温まった空気の力でランタンが膨らむのを感じながら、慎重に慎重に・・・。
 
空気がしっかり温まり、ランタンが十分に膨らんでから、お祈りをして(←忘れがち)手を離します。
人間が勢いよく上に押し出そうとしても無意味です。(野良だとけっこう見かけます)
ランタンの空気が十分に温まっていないと、なかなか上に上がらないため、低空飛行で風に流され、木や電線に引っかかったりします。
下手すると燃えながら人の上に落ちてきます!!!
危険です!!!
十分すぎるほど待ってから手を離すのです!!!
 
 
メージョーでの写真撮影について。
おそらく日本から申し込めるメージョーのツアーは、どれも会場の座席が指定されています。
でも、打ち上げのときにその席にいなくても大丈夫です。
一斉上げの30分後くらいに、ツアーで集まってバスに戻ることになると思うので、最後の集合時間をガイドさんに確認しておけば、ちょっとくらい会場をウロウロすることも可能です。
好きな撮影ポイントを探してみてください。

ただし、会場内の通路はセレモニーなどにも使いますし、指定席の方の邪魔になるような所にいるのは人としてもビミョウですし、会場の係員さんにも注意されますので、その辺はご注意を。

 
では、撮影ポイントの紹介など。
 
会場の祭壇に向かって左側に白い建物があります。
ここの階段などは少し高くなっているため、うまくすると「下からせりあがってくるランタンと、上に上っていくランタンをワイドにとらえる」というステキな写真が撮れるかも?
会場を一望できる人気スポットです。
 
祭壇に向かって右側には池があります。
ここでは「水鏡に映るランタン」をとらえることが出来ます。
電飾付の噴水があるので、その光や波が干渉しない角度を探せると吉。
(2017年、自分はこちらでした)


 





 
上2点はどちらも、どうしても引きの画になるので、手元の大きいランタンと上空の小さなランタンという遠近感を生かしたい方は、会場内で撮るのがオススメです。





これは2016年。
ランタンの密度が低いですね。
 
基本的には会場の端寄りから撮ったほうが、沢山のランタンを画面に取り込めると思います。
 
360度カメラの方は、逆に人がワサワサいる中に飛び込んでいくのがよいと思います。
 
ドローンは不可。
 
また、自分は見逃してしまったのですが、一斉上げの後に、お坊さんが大きなランタンをひとつひとつ上げていくのが大変美しそうです。しらんけど。
 
 
今回自分は池からの写真を撮ったのですが、ちょっとビックリしたことがあったので書いておきます。
 
池のふちの場所取りにすっかり出遅れた自分なのですが、低めに三脚を設置していたコリアンに
「もし撮影時にあなたたちが立ち上がらないのなら、あなたたちの頭上から写真を撮りたいんだけど」的なことを分からない英語で相手の推理力を頼りに伝えたら、
「打ち上げのとき、私たちはここにいないから大丈夫よ。カメラや三脚に触らないようにだけ気をつけてね」と快諾していただきました。
 
そして、池のふちに三脚を立てていた人の半分くらいが、一斉上げの3分ほど前になると、カメラをオート連写にして、本人はその場を離れてしまいました。
自らは手持ちのカメラで会場内の様子を撮影に行ったようです。
なので、一斉打ち上げの時には結構ベスポジが空いていたりします。
 
なので、少なくとも池に関しては、ぱっと見で人がビッシリでも、直前でいい場所が取れるなんてこともありそうです。
15分前くらいに言って、声をかけてみるのもいいかもしれません。
 
建物側のポイントは、もう人の出入り自体が大変そうだったので、そういうラッキーがあるかはなんとも・・・。




 
 
と、まあ長々と書き連ねましたがとにかくステキなお祭りでした。
昨年もランタンは少なめながらも十分キレイでしたが、「やっぱり全力でランタン上げるのを見たいかな~」と思っていたところにお誘いを受けての今年参加でしたが、何度か「中止かも?」なんて話も出てたりして、でも「それならそれでいいや~」的な感じでしたが、実際に見るとやっぱり半泣きのウルウルでした。
 
ただ、ランタンを上げるのはそれなりに手間で、写真もたくさん撮りたいし、とにかく忙しいしバッタバタです。全部やろうとしたら浸ってるヒマはありません。
でも、そのバタバタ感もとても楽しかったです!
 
バタバタしすぎて願い事を忘れてしまった人は、ぜひ街に戻ってからピン川沿いで上げてみてください。
サイズや時間帯にもよりますが、B30~100ほどで購入できますし、周りには日本人も沢山います。
上げるのに人手が足りなくても、その辺の人に声をかければ、みんな快く手伝ってくれます。



またコムローイをみられますように(^m^)
 

旅の全体図はコチラ

レンタルバイクで山寺へGo! 2017年コムローイツアー 3日目前半

2017年11月03日 15時15分01秒 | チェンマイ@タイ コムローイ祭り 2017年11月
旅の全体図はコチラ
 
主なトピック
・ワロロット市場近辺
・ワット・チェン・マン
・レンタルバイクでワット・プラ・タート・ドイ・ステープへGo!
 

 
旅3日目。今夜はいよいよ・・・コムローイ!
でもその前に、昼間はレンタルバイクで山寺へGo!
でもその前に、まずは屋台で腹ごしらえ。
 
朝8:00、仲間4人でワロロット市場のほうまでダラダラ歩く。
8時頃から市場は開いてるみたいだけど、この時間帯は盛り上がりに欠ける。
昼間はもっとワイワイしてるのかな?
 

 

 

 
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地下にフードコートがあるみたいだけど、建屋の中が妙に暑い。外より全然暑い。
いい匂いも漂ってこないし、賑わいも聞こえない。
繁盛していないご飯やさんは食材の回転も悪いはずなので、逃げるが勝ち。
ご飯を求めてウロウロ。





ワロロットよりもう少し北までお散歩して、屋台で朝食。
 



パラソルの色が強すぎて不味そう(笑)


 
タイっ子らしく(?)おかゆと揚げパンを注文。
 
優しい塩味で、調味料を足さなくても十分に美味しい。
肉団子も美味しい。揚げパンをおかゆに浸しても美味しい。
途中で卓上の調味料を足して、味の変化を楽しんだりしても美味しい。
でも、タイっ子は割りと最初からドバドバ入れてる人が多い感じ。
お気に入りの味が定まってるんだろうな~。
 
おかゆと揚げパンでB70でした。
 
ちょろっと周辺を散歩して、ちょろっとモン族の市場などもひやかす。
 





 
ここで買い物熱心なチームとはお別れして観光へ繰り出します。
まずはサクッとワット・チェンマン(象の像がたくさんあるお寺)へ。
 
ソンテウを捕まえて「ワット・チェンマン」というと「ワット・チェンマイ」と返ってくる。
「ワット・チェンマンだってばさ」と念押しして乗り込む。
降りると全然違うところだった。
聞き取れてたのに違うところ行っちゃう自分が悲しい。
B30を無駄に使ってしまった。
 
もう一度ソンテウを捕まえて、今度はちゃんと目の前で降ろしてもらう。
 









 
本当に象さんがたくさん!
でも、下半身が埋め込まれているのは、なんか悲しい。
そして耳がちょっと気持ち悪い。
真ん中に人間の耳みたいなのがあるし、そこだけ血管スゴイし。
 
 
そしていよいよレンタルバイク屋へ。
自分は割りといい加減なので、ターペー門の辺りで適当に見つければ・・・くらいに思っていたけど、本日の相方はきっちり「パスポートを預けなくてもよくて、日本人がいるお店」を見繕っていたので、そちらへ向かうことに。
 
交通手段はグラブタクシー。
本日の相方はWi-fi使える状態なので、それで呼び出し。
城壁の外、北側にある日本人街っぽいところにその店はあった。
「電話つながらないな~」と言っていたけど、到着したら店に誰もいない。
ここまできたグラブタクシーは、もう立ち去っているので、もう一度車を呼び出して、待ってる間にバイク屋を選定して、いざ2店舗目へ。
 
というか、こういうマジメさは自分に無いので、とにかくスゴイなと思う。
財布落としたり、ダウンジャケットなくしたりする自分とは大違いの周到さ。
それでも店やってないという裏切りが、さすがタイ。
 
二軒目のバイク屋は普通にやってました。
料金はB150/日で、2日借りることに。
微笑みの国とか思えない、超絶不機嫌で無愛想なお姉ちゃんが、イライラしながら我々の対応を。
本当は30時間とかでいいんだけど、そういうのはやってないとのこと。
パスポートを預け、好きなメットを選び(でも被らず)、適当に説明を受けたら出発!
目指すはワット・プラ・タート・ドイ・ステープ・ラチャ・ウェラウィハーン!
寺の名前、長っ!
 
タイは左側通行なので、その点は気楽。
交差点では、赤信号でも左折車は行って良し。
ゆえに直進のバイクが交差点の左側端で停まってるとジャマ。
交通規則を守るより、空気を読むことが何より大事。
ノーヘルはまだ違法じゃない。(2017年11月時点)
 
ワット・プラ・タート~は城壁の西側に出て、山を登っていくのだけど、そっち方面にいくバイクや車は多数。
で、あとは山に向かうだけ・・・って道で、検問やってました。
「バイクは全員路肩に寄れ~い!」「免許出せ~い!」
ってことで、ここで無免許の観光客は一網打尽です。
借りるときに免許を求められなかったので、せっかく取得したのにツマランと思っていたけど、取得しておいて本当によかった。
(そして、この検問もノーヘルでスルーだよん)
 
ワット・プラ・タート~への道は最高に楽しかった!
適度なワインディングで、信号もなくて、追い抜いていくソンテウのお客さんもご機嫌で、途中には滝や展望台もあるし、この坂もまた、実に走りたくなる坂である。
 

借りたバイクのスピードメーターは、どんだけ飛ばしてもピクリともせず。


登坂車線のあるとこもあります!





ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ・ラチャ・ウェラウィハーンまでは展望台での球形も入れて、旧市街地から45分くらいでついたと思う。
 
お寺の前の道にはたくさんの商店が並んでいて、実に楽しげ。
この先の階段がすごいので、冷たいものでも買って、飲みながら行くのもいいかも。
 
 

途中でお供えの蓮の花・ろうそく・お線香のセットを買ったけど、中でお花はタダでもらえたっぽい。
ま、地元に少し潤いを与えたってことでよしとする。
 

金ピカの塔は、入ってすぐのところより、塔の裏側に回ったほうが人が少なくてすぐ写真撮れます。(あとは太陽と応相談)
 

塔の周りを、お経を唱えながら回るとご利益あり?
お経の書かれた紙がパウチされて置いてあるので、気軽にトライできます。
本来は3周するらしいが、1周で終わらせる我々。
 






お寺の裏手には展望台アリ。
飛行場がよく見えました。
 
さぁ、街に戻ってランチしよう!
ってことで山を降ります。
スクーターはエンブレがないので、ちょっとだけドキドキ。
 
山道もよかったけど、市街地の走行もめっちゃテンションあがる!
隙あらばバイクはドンドン行くし、車はそれを心得てるから、隙間に入っても嫌なリアクションはされない。
譲るとか、割り込むって感じじゃない。
イケるときはイク。シンプルにそんだけ。
タイミングを見て、意思表示をして、それぞれ思い通りに走るって感じ。
空気読みつつ自己責任で、日本だったら「攻めてる」って言われるような走りが、チェンマイの道路にはお似合い。
逆に、行きたいのか行きたくないのかハッキリしないほうが嫌われそう。
道路上に居合わせた赤の他人同士が阿吽の呼吸ですり抜けて追い越して・・・ってのが、バカが一人いたら大惨事だけど、そうでなければ本当に楽しい!


 
ただし万人にはオススメしません。
あくまでも普段からバイクに乗っている人向けだと思います。
そして、ここでいう「攻めてる」は他人に前を譲らないとか、そういうことではないので、走っててその辺りの勘違いをしない人がいいと思います。
 


 
ランチは昨年食べて美味しかったカオソーイ・イスラムへ。
食べるのはもちろんカオソーイ。
ヤギ肉のやつが、チキンやビーフよりちょい高だけど美味しかったので、今年も是非食べたい!
けど、メニューに載ってない!?
ヤギってタイ語でなんて言うんだろ?
とりあえずノートにヤギの絵を描いて見せてみた。
 
のちに、昨年食べた山羊肉はカオソーイじゃなくてご飯ものだった事が判明orz


出てきたものがヤギなのか牛なのかは分からないけど、繊維感がありつつホロホロとほぐれるお肉は美味!
カレースープは爽やかな辛さで日本人も食べやすい。
コムローイツアーの集合時間が迫っていたので、まさに「カレーは飲み物」な勢いで完食。
 
てか、15:00にチェンマイ・プラザ・ホテルに集合なのに、この時点で14:45過ぎてる!
トゥクトゥクで駆けつける。
 
余談だけど、こっちの人は「ホテル」とか「ゲストハウス」とかいちいち言わないみたい。
運転手さんに行き先を伝えると、
「チェンマイ・プラザ・ホテルへ言って!」
「え?」
「チェンマイ・プラザ・ホテル!」
「ああ、チェンマイ・プラザね」
とか
「ガレー・ゲストハウスまで」
「え?ああ、ガレーね」
みたいな感じ。
自分が会った人だけかもだけど。
 
なんとか時間に間に合ったけど、ツアーが集合場所を出発したのは結局15:40頃。
さすがタイ時間。
 
今夜はいよいよコムローイだ!!


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