みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

イスラエル5日目 ミツぺ・ラモン(砂漠)

2018年12月31日 23時00分50秒 | イスラエル・パレスチナ 2018年末~2019年始

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イスラエル5日目

12月31日(月)

旅5日目はミツペ・ラモン?ミツペ・ラモーン?を堪能。
・ラモーンクレーターのジープツアー
・街をうろうろ




この日までプチ修行的な早起き&歩きまくりな日がつづいていたけど、旅5日目にしてゆったりモーニング。
ネットから申し込んだ半日クレーターツアーは10時にビジターセンター集合なので、ものすごく余裕を持って9:00に宿を出て、のんびり散歩しながら向かう。

案の定早く着きすぎたので写真撮影などして時間をつぶす。

爽快!


ここでは崖下りなどしてる人も多くて、見てるのもスリリングで楽しい。(降りるのは途中の棚まで。崖の一番下までは行かない)






ツアーはほぼ時間通りにスタート。
ジープに6人のお客さんとドライバー兼ガイドさんの合計7人が乗り込む。
童顔を生かしつつバカのふりして助手席をゲット。

ツアー自体は2時間半ほどの行程。
歩き方に乗ってるようなフルコースではないので、ベドウィンさんとのティータイムとかはないし、クレーターの中もくまなく回るわけではないけど、行ける範囲で見所めぐりをする感じ。
クレーターの成り立ちを教わり、化石を探し、絶景ポイントを回ったり。
チャーターではなく乗り合いなのでお財布に優しい。
ツアーの内容に強いこだわりがなければ、けっこうイイと思います。



道中は一部、リアル「マッド・マックス」です。






思ったより緑もある!?
「2~3日前に雨が降ったからだよ。ラッキーだね」とのこと。
冬&雨季ならではの風景らしい。
エルサレムで冬と雨季を呪ってたけど、ここで逆転♪


アンモナイトの化石。
もっと地味目の化石なら、自力で見つけられます。



クレーターの底に橋。
雨が降ると、ここが川になるので。

てか、なんでそもそもこんな変なところに道路を作ったのかって話なのですが、ざっくり言うと、
イスラエル南部に横断道路を作りたいと思ったけど、エジプトともヨルダンとも仲が悪いので、南端に行くほど両サイドの圧が強くなる。
(両国の距離が近づくので)
本当はもっと南に作りたかったけど、色々考えてちょうどいいと思ったこの場所に、ちょうどクレーターがあったってことらしい。
なので、一般的には街があるから道ができるんだと思うけど、ミツペの町は、「道が出来たから町を作った」って感じらしい。

こんな込み入った説明、もちろん自分の英語力で分かるわけがない。
実はこのツアーで4日ぶり(初日のエルサレムぶり)に日本人に遭遇。
最初はチャイニーズかと思っていたけど、自己紹介で「ヒロ」と名乗っていたので日本人ってことが分かったw
このヒロさんの通訳でようやく説明を理解。

ちなみに、ヒロさんとはこのあと3回も会う。でも常にすれ違い。
自分がチェックアウトする宿にチェックインしてきたり、同じ日に泊まっていたとは知らず朝食で会ったり、はては空港で会ったり(でも便は違う)。
同じルートを回っててよく会う人ってのは日本人にかぎらず、たまにいるけど、ひたすらすれ違うってのは初めてのパターンかも。





ジープツアーは各種絶景をめぐり、12:30頃に解散。
午後はバスで他所の遺跡に行くことも検討してたけど、めんどくさくなって散策。

道中、方向音痴のスペイン人の車に乗せてもらったり、幼稚園?保育園の子供らと柵越しに戯れたり、アイベックスという鹿?山羊?な動物を眺めたり、戦闘機の訓練を眺めたり。
















2018年最後の日没は、砂漠らしい美しい風景でした。





宿ではノリノリのクラブ的なガラパーティーやってたけど、自分は翌朝早いので早々に就寝。


ミツペ・ラモンは基本絶景だし、のんびり景色を眺めるもよし、アクティビティにトライするもよし、エルサレムからのアクセスは難しくないけど行く人は少ないからちょっと特別感もある。
建設中のホテルもいくつかあったので、これから栄えていく予感。

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