旅の全体図はコチラ
2019年4月29日(月)
○ペトラ遺跡を歩き回る
乗馬→エル・ハズネ→プチ脇道→エド・ディル→戻ってランチ
この日は同じ宿にいた日本人3名と一緒にペトラ遺跡に行きました。
気づいたこと、良かったこと、グチなど、とりあえずランチまで色々だらだら書きます。
あくまでも2019年GW時点での、私の個人的体験です。
参考程度によろしくです。
<メンバー>
前日の午後にもペトラに行ったという女性2人組。
ハルさん(仮名)は「旅慣れてますよ」感が強め。
ナツさん(仮名)は英語が堪能。
二人とも気合の入ったカメラを持参。
山用パーカー、ジーパン、トレッキングシューズという装備。
頭からストールをかぶり日焼け対策は万全。
昨夜、夕食をともにした男性=アキさん(仮名)
ペラッとした半袖のシャツ、長ズボン、GUの1500円のスニーカー。
どちらかというと大人しそうな、ザ・いい人の空気を出している。
そして自分。
ペラい長袖シャツ、無印のリネンワイドパンツ、通販で買った3000円弱のサンダル、頭には昨日買ったカフィーヤ、カバンはウエストポーチのみ。
現金、チケット、パスポート、手ぬぐい、ウェットティッシュ、バンドエイド、歩き方、スマホをカバンに入れ、首からコンデジをさげ、水1.5リットルは手持ちです。
<ルート>
ハルさんとナツさんはエド・ディルまでのメインルートを往復予定。
自分とアキさんはメインルートでエド・ディルまで行き、帰りは途中から犠牲祭壇を通るトレッキングルートに入る予定。
こんな4人で出発です。
●●遺跡までのアクセス●●
我々の泊まっているバレンタイン・インは、朝夕2便、ペトラへの無料送迎バスがあります。
朝は7:00と8:00に宿発。夕は17:00と18:00にペトラ発。
タクシーだと2.5~3JDってとこだと思います。
(拾う場所や時間帯で変わります)
バレンタイン・インはワディムーサの中でも特に山の上の方にあるので、乗るならとっとと乗ったほうがいいです。
●●遺跡のチケット●●
ペトラ遺跡のチケット購入時には、基本的にID(パスポートなど)が必要です。
でも、忘れても「忘れちゃった」って言えば大丈夫。
チケットには自分の名前も入ります。
ファーストネームだったりファミリーネームだったり、まちまちです。
2~3日券を購入した場合、翌日以降もゲートでIDを見せて、チケットが本人のものか確認をされます。
でも、IDは忘れても「忘れちゃった」って言えば大丈夫。
(チケットは「忘れちゃった」は通用しないはずw)
●●トイレ●●
遺跡のゲート、シークの手前、シークを抜けてから凱旋門辺りまでは、ちょいちょいトイレがあります。
凱旋門より先(エド・ディルへの850段の階段)は、あんまり期待しない方がいいです。
でも、エド・ディルまで行くと、またトイレがありました。
使っていないので、中の様子は不明です。
トレッキングコースも稀に売店があるので、もしかしたら簡易トイレがあるかもしれません。
●●食事・お店●●
凱旋門のあたりにレストランが2軒あります。
いずれもビュッフェスタイルですが、片方が25JDとかで、もう片方は12JDでした。
屋外にテラス席を設けている方が高いお店です。
自分は12JDの方に行きました。
別途、ペットボトルの水やジュース(そしてビールらしきもの)も売っていました。
トイレももちろんあります。
エド・ディルまでの道のりにも、ちょいちょい小さな売店があり、水やジュースを買うことが出来ます。
どこで買っても缶ジュースが2~3JD、水が1~2JDとかで、奥地に行くほど高いってわけでもなかったです。
エド・ディルの売店ではアイスクリーム、フレッシュジュース、軽食、お菓子なども売っていました。
カードは試していませんが、現金を用意していくことを強くオススメします。
エド・ディルまでなら、水分と食料は途中で補給できるので、トレッキングルートに入らないのなら、荷物はあまり重くしない方が楽だと思います。
奥地・僻地に行かれる方は、それなりの準備が必要だと思います。
●●エド・ディルからの一筆書きルート●●
エド・ディルの裏手にもマイナーなゲートがあるそうです。
タクシーなどでそちらに周り、エル・ハズネのほうのゲートまで、一方通行で見て回ることも可能だそうです。
その場合、ルートの7割は下り坂になるので、体力的にはかなり楽だと思われます。
ただし、自分は試していないので、チケットなども裏のゲートで買えるのかとか、その場合はカードが使えるのかとかは不明です。
興味のある方は、詳細は現地の宿などで確認してみてください。
また、逆周りはオススメしません。
ルートが全部登りになりますし、メインのゲートのようにタクシーが待機しているとも限らないので、最悪つぶしが利かない可能性があるので。
―――――
さて、長くなりましたが出発です。
我々は当然7:00の無料送迎でペトラを目指します。
遺跡のゲートからシークの入り口までは、馬に乗ることが出来ます。
この馬代はチケット代に含まれていると、チケットの裏にもハズキルーペを踏み潰したくなるほどの恐ろしく小さな文字で書かれていますが、そんなルールはどこへやら。馬に乗るには価格交渉が必要です。
自分は往路は3JD、復路は2JDで乗れましたが、復路のお兄さんはものすごく不満そうでした。(2JDでOKと言ったくせに、降りる間際になって「やっぱ3JD」とゴネだす)
なので、3JDが相場なのかな?って思いました。
お高いチップと思って割り切ります。
ぶっちゃけ余裕で歩ける距離なので、乗らなくてもOKです。
記念に片道だけ乗れればOKという場合は、帰りに乗るほうがオススメです。
自分も疲れているし、道もシークからゲートに向かって上り坂になっているので。
なお、ハルさんとナツさんは前日に1人10JD払ったそうです。
午後から行ったことが関係あるのか、交渉が不得手なのかは不明ですが、自分の価格は言わないでおきました。
あと、どうでもいいことですが、自分の乗った馬の名前が「タナカ」でしたw
ベドウィンのお兄さんも、ガツガツしておらず陽気な人でラッキー。
私が手に持っていた水1.5リットルも馬のカバンに入れてくれて楽チン。
なのですが、馬を下りた後に回収するのを忘れてしまいました。
9割がた残っていたので勿体なかった。
仕方がないので、シークの手前で1.5リットルを改めて購入。
シークの中は早朝とあって日陰が多く、涼しくて気持ちがいい上に、ゆるっと下り坂なので、とっても楽チンです。
たまに馬車が来るので、ちょっとだけご注意ください。
シークに入った瞬間から、自分とアキさんは「すごーい!」を連発し、写真を撮りまくろうとしますが、前日にも来ているハルさんとナツさんに「こんなもんじゃないから!」「奥はもっとカッコイイから」と先を促されます。
道中、道端のロバや、崖の上のポニョ、もとい山羊なども可愛かったです。
上の方に・・・
シークの出口付近。
ガイドブックとかで見る景色。
やっぱり奥地はかっこよかった!
そしてエル・ハズネに到着!
8:15頃で、まだ日は当たらず、やわらかいピンク色がキレイです。
バエるラクダたちが常に待機しているようです。
乗るにはチップがいるみたいですが、写真だけなら無料です。
みんなでひとしきり写真を撮ったら、先に進みます。
途中でロバやラクダに乗らないか?と、ベドウィンに声をかけられますが、思ったよりしつこくもなく、特に嫌な感じは受けませんでした。
なお、ラクダではエド・ディルまでは行けません。
凱旋門のあたりまでは、割りと平坦な道で歩きやすかったです。
くだらない写真を撮ったりしつつ、ダラダラ進みます。
お土産も売ってます。
これ買う人いるの?
これは・・・
こう!ナイス工夫、
ウユニか?
凱旋門あたりでは、昔の甲冑風の衣装を着たおじさんと写真を撮れますが、ここはチップが必要です。
時間帯によって衛兵の交代みたいなことをやっており、遭遇できたらラッキー。
10:00〜10:30頃、青い柱やモザイクの床を見に、ちょっと回り道。
このルートに乗ると、さっきまでいたステージなどを一望できて、その大きさを実感できました。
また、遊牧しているベドウィンさんもにも遭遇。
さっきまでいたステージを見下ろす。
青い柱はエジプトから運んできたとか。
青い色は天然の石の色とのこと。
モザイク。日陰で助かる〜。
10:40頃、再び凱旋門のあたりに戻ってきたら、いよいよエド・ディルへのトレッキング始まります。
(これは鬼スローリーなペースだと思います。要所要所でヘンテコ写真撮りまくりです)
これまでのゆるっとした道がウソのように、ひたすら登り、ひたすら階段。
たまにロバに乗っている人も見かけますが、乗れたら楽そうだな~というよりも、「怖ッ・・・」って感じです。
あと、めっちゃ道狭いところで、ロバに足を踏まれそうになりました!
ホントにギリギリのところでサッ!っと足をよけたのですが、血の気が引きました。
ハルさんには「サンダルで来てるなら覚悟しなきゃ」と言われ、軽くムカつきました。
850段あると言われている階段ですが、事前情報で散々「死ぬほど辛い」「心してかかれ」と読んでいたので、そのつもりで行ったら、それほどでもなかったです。
確かにめっちゃ暑いし、めっちゃ登るんですが、写真撮ったりすることも休憩になるし、疲れたら日陰の茶屋で冷たいジュース飲んだりして、急がずに楽しんで登れば大丈夫でした。
でも「楽勝」って思って行ったら辛かったのかも知れません。
のぼってきたなぁ
空気もからっとしているので、汗をかいてもすぐに乾きます。
薄手の長袖シャツと麻のワイドパンツというのは、かなり正解だったと思います。風が抜けるので気持ちいい。
ニャンコさんに癒される。
そんな感じでのんびりとエド・ディルを目指し、到着したのは12:00頃。
ちょっと遅すぎますが、まぁ、仕方ない。
エド・ディルは、エル・ハズネに比べると、建物の装飾はかなりシンプルで、意匠を凝らした・・・って感じではないです。
ただ、やっぱり大きさはすごいな~って思ったのと、頑張った末に見るっていう達成感が良かったです。
エド・ディルでもへんてこ写真をとったり、ジュース飲んだり、超ノンビリ休憩とったり、かなりのダラダラステイ。一時間以上いました。
そして13:00過ぎ、復路に突入。
すると、同じ宿に泊まっていた、もう一人の日本人女子に遭遇。
彼女は7:00の送迎バスを待たず、6:00過ぎには宿は出発していたのであります。
なぜ今更ここに?と思い話を聞いてみると、先に犠牲祭壇を経由するトレッキングコースを回ってきたが、その中で4時間迷い、さらに犬に追いかけられ転んだとのこと。膝小僧が血だらけ・・・。
かわいそうすぎる・・・。
あと、ちょっとおバカでもある。なぜ、傷口を洗わない?
皆でササッと彼女の傷口を洗ってバンドエイドを進呈。
あと5~10分くらいでエド・ディルにつけるはずであることを告げて分かれます。
復路はかなり楽でした。
日差しは高くなってきているけど、なんやかんや下りって楽だし、往路ほど写真も撮らないので割りとサクサク進みます。
凱旋門の辺りまで戻ってきて、みんなでレストランへ。
時間が少し遅かったのか、席は待たずに座れました。
メニューも色々あって、味も良かったと思います。
そして、食べ終わり、ダベリモードに突入し、ちょっと付き合い、なんとか別れを告げることが出来たのが14:30頃でした。
脳内プランより1時間くらい出遅れてます。
ぶっちゃけ、頑張らなくても1時間は詰められると思います。
(ちなみに自分は普段、運動などはまったくしていません。全力で走ろうとすると脚がもつれ、喉から血の味がします。それくらいの運動不足人間です)
出遅れてますが、ここからいよいよ犠牲祭壇を目指します。
予定より押してるけど大丈夫かしら?と少し心配ですが、頑張ります!
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2019年4月29日(月)
○ペトラ遺跡を歩き回る
乗馬→エル・ハズネ→プチ脇道→エド・ディル→戻ってランチ
この日は同じ宿にいた日本人3名と一緒にペトラ遺跡に行きました。
気づいたこと、良かったこと、グチなど、とりあえずランチまで色々だらだら書きます。
あくまでも2019年GW時点での、私の個人的体験です。
参考程度によろしくです。
<メンバー>
前日の午後にもペトラに行ったという女性2人組。
ハルさん(仮名)は「旅慣れてますよ」感が強め。
ナツさん(仮名)は英語が堪能。
二人とも気合の入ったカメラを持参。
山用パーカー、ジーパン、トレッキングシューズという装備。
頭からストールをかぶり日焼け対策は万全。
昨夜、夕食をともにした男性=アキさん(仮名)
ペラッとした半袖のシャツ、長ズボン、GUの1500円のスニーカー。
どちらかというと大人しそうな、ザ・いい人の空気を出している。
そして自分。
ペラい長袖シャツ、無印のリネンワイドパンツ、通販で買った3000円弱のサンダル、頭には昨日買ったカフィーヤ、カバンはウエストポーチのみ。
現金、チケット、パスポート、手ぬぐい、ウェットティッシュ、バンドエイド、歩き方、スマホをカバンに入れ、首からコンデジをさげ、水1.5リットルは手持ちです。
<ルート>
ハルさんとナツさんはエド・ディルまでのメインルートを往復予定。
自分とアキさんはメインルートでエド・ディルまで行き、帰りは途中から犠牲祭壇を通るトレッキングルートに入る予定。
こんな4人で出発です。
●●遺跡までのアクセス●●
我々の泊まっているバレンタイン・インは、朝夕2便、ペトラへの無料送迎バスがあります。
朝は7:00と8:00に宿発。夕は17:00と18:00にペトラ発。
タクシーだと2.5~3JDってとこだと思います。
(拾う場所や時間帯で変わります)
バレンタイン・インはワディムーサの中でも特に山の上の方にあるので、乗るならとっとと乗ったほうがいいです。
●●遺跡のチケット●●
ペトラ遺跡のチケット購入時には、基本的にID(パスポートなど)が必要です。
でも、忘れても「忘れちゃった」って言えば大丈夫。
チケットには自分の名前も入ります。
ファーストネームだったりファミリーネームだったり、まちまちです。
2~3日券を購入した場合、翌日以降もゲートでIDを見せて、チケットが本人のものか確認をされます。
でも、IDは忘れても「忘れちゃった」って言えば大丈夫。
(チケットは「忘れちゃった」は通用しないはずw)
●●トイレ●●
遺跡のゲート、シークの手前、シークを抜けてから凱旋門辺りまでは、ちょいちょいトイレがあります。
凱旋門より先(エド・ディルへの850段の階段)は、あんまり期待しない方がいいです。
でも、エド・ディルまで行くと、またトイレがありました。
使っていないので、中の様子は不明です。
トレッキングコースも稀に売店があるので、もしかしたら簡易トイレがあるかもしれません。
●●食事・お店●●
凱旋門のあたりにレストランが2軒あります。
いずれもビュッフェスタイルですが、片方が25JDとかで、もう片方は12JDでした。
屋外にテラス席を設けている方が高いお店です。
自分は12JDの方に行きました。
別途、ペットボトルの水やジュース(そしてビールらしきもの)も売っていました。
トイレももちろんあります。
エド・ディルまでの道のりにも、ちょいちょい小さな売店があり、水やジュースを買うことが出来ます。
どこで買っても缶ジュースが2~3JD、水が1~2JDとかで、奥地に行くほど高いってわけでもなかったです。
エド・ディルの売店ではアイスクリーム、フレッシュジュース、軽食、お菓子なども売っていました。
カードは試していませんが、現金を用意していくことを強くオススメします。
エド・ディルまでなら、水分と食料は途中で補給できるので、トレッキングルートに入らないのなら、荷物はあまり重くしない方が楽だと思います。
奥地・僻地に行かれる方は、それなりの準備が必要だと思います。
●●エド・ディルからの一筆書きルート●●
エド・ディルの裏手にもマイナーなゲートがあるそうです。
タクシーなどでそちらに周り、エル・ハズネのほうのゲートまで、一方通行で見て回ることも可能だそうです。
その場合、ルートの7割は下り坂になるので、体力的にはかなり楽だと思われます。
ただし、自分は試していないので、チケットなども裏のゲートで買えるのかとか、その場合はカードが使えるのかとかは不明です。
興味のある方は、詳細は現地の宿などで確認してみてください。
また、逆周りはオススメしません。
ルートが全部登りになりますし、メインのゲートのようにタクシーが待機しているとも限らないので、最悪つぶしが利かない可能性があるので。
―――――
さて、長くなりましたが出発です。
我々は当然7:00の無料送迎でペトラを目指します。
遺跡のゲートからシークの入り口までは、馬に乗ることが出来ます。
この馬代はチケット代に含まれていると、チケットの裏にもハズキルーペを踏み潰したくなるほどの恐ろしく小さな文字で書かれていますが、そんなルールはどこへやら。馬に乗るには価格交渉が必要です。
自分は往路は3JD、復路は2JDで乗れましたが、復路のお兄さんはものすごく不満そうでした。(2JDでOKと言ったくせに、降りる間際になって「やっぱ3JD」とゴネだす)
なので、3JDが相場なのかな?って思いました。
お高いチップと思って割り切ります。
ぶっちゃけ余裕で歩ける距離なので、乗らなくてもOKです。
記念に片道だけ乗れればOKという場合は、帰りに乗るほうがオススメです。
自分も疲れているし、道もシークからゲートに向かって上り坂になっているので。
なお、ハルさんとナツさんは前日に1人10JD払ったそうです。
午後から行ったことが関係あるのか、交渉が不得手なのかは不明ですが、自分の価格は言わないでおきました。
あと、どうでもいいことですが、自分の乗った馬の名前が「タナカ」でしたw
ベドウィンのお兄さんも、ガツガツしておらず陽気な人でラッキー。
私が手に持っていた水1.5リットルも馬のカバンに入れてくれて楽チン。
なのですが、馬を下りた後に回収するのを忘れてしまいました。
9割がた残っていたので勿体なかった。
仕方がないので、シークの手前で1.5リットルを改めて購入。
シークの中は早朝とあって日陰が多く、涼しくて気持ちがいい上に、ゆるっと下り坂なので、とっても楽チンです。
たまに馬車が来るので、ちょっとだけご注意ください。
シークに入った瞬間から、自分とアキさんは「すごーい!」を連発し、写真を撮りまくろうとしますが、前日にも来ているハルさんとナツさんに「こんなもんじゃないから!」「奥はもっとカッコイイから」と先を促されます。
道中、道端のロバや、崖の上のポニョ、もとい山羊なども可愛かったです。
上の方に・・・
シークの出口付近。
ガイドブックとかで見る景色。
やっぱり奥地はかっこよかった!
そしてエル・ハズネに到着!
8:15頃で、まだ日は当たらず、やわらかいピンク色がキレイです。
バエるラクダたちが常に待機しているようです。
乗るにはチップがいるみたいですが、写真だけなら無料です。
みんなでひとしきり写真を撮ったら、先に進みます。
途中でロバやラクダに乗らないか?と、ベドウィンに声をかけられますが、思ったよりしつこくもなく、特に嫌な感じは受けませんでした。
なお、ラクダではエド・ディルまでは行けません。
凱旋門のあたりまでは、割りと平坦な道で歩きやすかったです。
くだらない写真を撮ったりしつつ、ダラダラ進みます。
お土産も売ってます。
これ買う人いるの?
これは・・・
こう!ナイス工夫、
ウユニか?
凱旋門あたりでは、昔の甲冑風の衣装を着たおじさんと写真を撮れますが、ここはチップが必要です。
時間帯によって衛兵の交代みたいなことをやっており、遭遇できたらラッキー。
10:00〜10:30頃、青い柱やモザイクの床を見に、ちょっと回り道。
このルートに乗ると、さっきまでいたステージなどを一望できて、その大きさを実感できました。
また、遊牧しているベドウィンさんもにも遭遇。
さっきまでいたステージを見下ろす。
青い柱はエジプトから運んできたとか。
青い色は天然の石の色とのこと。
モザイク。日陰で助かる〜。
10:40頃、再び凱旋門のあたりに戻ってきたら、いよいよエド・ディルへのトレッキング始まります。
(これは鬼スローリーなペースだと思います。要所要所でヘンテコ写真撮りまくりです)
これまでのゆるっとした道がウソのように、ひたすら登り、ひたすら階段。
たまにロバに乗っている人も見かけますが、乗れたら楽そうだな~というよりも、「怖ッ・・・」って感じです。
あと、めっちゃ道狭いところで、ロバに足を踏まれそうになりました!
ホントにギリギリのところでサッ!っと足をよけたのですが、血の気が引きました。
ハルさんには「サンダルで来てるなら覚悟しなきゃ」と言われ、軽くムカつきました。
850段あると言われている階段ですが、事前情報で散々「死ぬほど辛い」「心してかかれ」と読んでいたので、そのつもりで行ったら、それほどでもなかったです。
確かにめっちゃ暑いし、めっちゃ登るんですが、写真撮ったりすることも休憩になるし、疲れたら日陰の茶屋で冷たいジュース飲んだりして、急がずに楽しんで登れば大丈夫でした。
でも「楽勝」って思って行ったら辛かったのかも知れません。
のぼってきたなぁ
空気もからっとしているので、汗をかいてもすぐに乾きます。
薄手の長袖シャツと麻のワイドパンツというのは、かなり正解だったと思います。風が抜けるので気持ちいい。
ニャンコさんに癒される。
そんな感じでのんびりとエド・ディルを目指し、到着したのは12:00頃。
ちょっと遅すぎますが、まぁ、仕方ない。
エド・ディルは、エル・ハズネに比べると、建物の装飾はかなりシンプルで、意匠を凝らした・・・って感じではないです。
ただ、やっぱり大きさはすごいな~って思ったのと、頑張った末に見るっていう達成感が良かったです。
エド・ディルでもへんてこ写真をとったり、ジュース飲んだり、超ノンビリ休憩とったり、かなりのダラダラステイ。一時間以上いました。
そして13:00過ぎ、復路に突入。
すると、同じ宿に泊まっていた、もう一人の日本人女子に遭遇。
彼女は7:00の送迎バスを待たず、6:00過ぎには宿は出発していたのであります。
なぜ今更ここに?と思い話を聞いてみると、先に犠牲祭壇を経由するトレッキングコースを回ってきたが、その中で4時間迷い、さらに犬に追いかけられ転んだとのこと。膝小僧が血だらけ・・・。
かわいそうすぎる・・・。
あと、ちょっとおバカでもある。なぜ、傷口を洗わない?
皆でササッと彼女の傷口を洗ってバンドエイドを進呈。
あと5~10分くらいでエド・ディルにつけるはずであることを告げて分かれます。
復路はかなり楽でした。
日差しは高くなってきているけど、なんやかんや下りって楽だし、往路ほど写真も撮らないので割りとサクサク進みます。
凱旋門の辺りまで戻ってきて、みんなでレストランへ。
時間が少し遅かったのか、席は待たずに座れました。
メニューも色々あって、味も良かったと思います。
そして、食べ終わり、ダベリモードに突入し、ちょっと付き合い、なんとか別れを告げることが出来たのが14:30頃でした。
脳内プランより1時間くらい出遅れてます。
ぶっちゃけ、頑張らなくても1時間は詰められると思います。
(ちなみに自分は普段、運動などはまったくしていません。全力で走ろうとすると脚がもつれ、喉から血の味がします。それくらいの運動不足人間です)
出遅れてますが、ここからいよいよ犠牲祭壇を目指します。
予定より押してるけど大丈夫かしら?と少し心配ですが、頑張ります!
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