10/15(土)
退院。
腕のネームバンド切ってもらったとき、地味に解放感がすごかった。
バストバンドはつけたまま退院。
ということを忘れていて持参した服のローテーションを間違え、タンクトップを追加購入する羽目になってしまったことが悔しい。
もともと退院時は一人でタクシーで帰宅の予定だったが、お迎えが来てくれた(死神にあらず)
基本的には自分は自立した人間だと思っているし、実際ひとりでも帰れたと思う。荷物は最悪、看護助手さんとかが運んでくれると思うし。
でも、迎えに来てくれる人がいてとても嬉しい気持ちになったし、一番迎えに来てほしい人が来てくれて、とてもほっとした。
荷物を全部持ってもらって駅に向かう。
院内では毎日10000歩歩いてたのに、新横浜駅につくまでにグッタリと疲れてしまった。シャバは刺激が強すぎる?
でも、ケーキを食べて、地元駅に着くころには体も少し慣れてきて、帰宅後もちゃんと片付けとかもできた。
病院内では自分の体をじっくり見る機会がなかった。
胸元は直接正面からは見えないし、病院のお風呂は鏡も小さいし、眼鏡してないし、時間も限られててあわただしい。
大きい鏡は共有スペースのトイレしかないので、体を見下ろすか、スマホの自撮りでしか見れなかったのである。
帰宅して、やっとじっくり大きい鏡で自分の体を見ることができた。が、特に感慨はなかった。
病院で写真で見たとき全然ショックとか受けなくて、改めて見直しても全然悲しい気持ちとかにならない。
自分の場合、少なくとも自己完結できる世界では、私は私の新しい体を非常に肯定的に受け止めている。
(これについては追々長々書くんだろうな)
お酒もOKが出ていたので、缶チューハイを飲んで、久々の夜更かしをして寝る。
特別な痛みも熱もない。
ありがたいこってす。