読書日和

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オークスに激震走る&予想

2007-05-19 13:27:13 | スポーツ
桜花賞馬ダイワスカーレットが体調を崩しオークスを回避
1番人気確実の同馬が回避したことにより、オークスは一気に混戦ムードへ。

また、桜花賞2着のウォッカは日本ダービーに出走するのでオークスには出ない。
桜花賞の上位2頭が回避した今、どの馬が勝ってもおかしくない。
東京競馬場、芝左回り2400m、この時期の牝馬には厳しい距離なだけに、波乱も十分起こりうる。
予想は
◎カタマチボタン
○ベッラレイア
▲ローブデコルテ
△ミンティエアー

カタマチボタンは桜花賞3着馬。
しかし1着ダイワスカーレットからは5馬身も離されていた
あまり信用は出来ないが、ここまで6戦した経験はオークスの舞台で心強いと思う。
その点で他の有力馬を一歩リード。
父ダンスインザダークからスタミナを受け継いでいれば2400mもこなせる。
予想家の方々は「この馬ではスタミナが足りない」と言っているのが心配だが…。
何となく血統が東京競馬場向きな気がする。
6戦して全て3着以内に入っているし、安定性のある馬。
オークスの晴れ舞台で樫の女王となるか、要注目

ベッラレイアには競馬のロマンを感じている
父ナリタトップロードは1999年の菊花賞馬。
皐月賞は3着、日本ダービーは2着だった。
私もこの馬は好きだった。
不運な馬で、菊花賞を優勝した後はついに一度もGⅠタイトルに手が届かなかった。
3年連続で天皇賞(春)3着になるという珍記録を作った馬でもある。
ナリタトップロードは既に死去している。
わずか2世代しか産駒を残せなかった。
亡き父のためにベッラレイアにはぜひ頑張ってほしい。
◎に出来なかったのは、前走のフローラステークス1着が気になるから。
フローラステークスにはジンクスがあって、このレースを勝った馬がオークスを勝ったことは過去に一度もない
でも、ベッラレイアならこのジンクスを打ち破れるのでは、と期待している。
ロマンを見せてほしいと思う

ローブデコルテは桜花賞4着馬。
この馬は優勝は出来ないと思うが、桜花賞の追い込みが再現すれば、3着に入るかも知れない。

ミンティエアーはフローラステークスの2着馬。
レース経験は3戦と浅いが、父アグネスタキオンは最近勢いがある。
ダイワスカーレットの父もアグネスタキオンだ。


いよいよ明日がオークスです。
一生に一度の晴れ舞台、それがクラシック三冠。
2004年生まれの牝馬の頂点に立つのはどの馬か、今から楽しみです

テンプレート変更

2007-05-19 13:15:51 | ウェブ日記
「こもれび」というテンプレートに変えてみました。
初夏らしい雰囲気が気に入りました
が、ちょっと文字が小さくなったような気もします。
気のせいなのでしょうか。。。
他にもいろいろな種類があるので、良いのを見つけたら変更してみようと思います。
これからの季節なら「夏」テンプレートの新作に期待したいですね

「クレオパトラの葬送」田中芳樹

2007-05-19 11:32:17 | 小説
今回ご紹介するのは「クレオパトラの葬送」(著:田中芳樹)です。

-----内容-----
横浜から香港(香港)へ向かう豪華客船クレオパトラ八世号に乗り込んだ薬師寺涼子警視。
一見優雅な要人警護の任務だが、対象者が複数の組織に命を狙われるいわくつきの人物では、災厄の女王・お涼が無事に航海を終えるはずがない。
絶世の美貌と無謀を振りかざし、「ドラよけお涼」が紺碧の海を破壊と殺戮の紅に染める!

-----感想-----
薬師寺涼子シリーズの第四弾。
ひとまず、今回で薬師寺涼子シリーズは一段落しようと思います。
この一週間で4冊読みました。
電車での移動時間を読書に当てて良かったと思います

「ホセ・モリタ」という、元ラ・パルマ共和国の大統領が香港に着くまで監視するのが今回の任務。
ホセ・モリタは「日本史上最大の詐欺師」と呼ばれるほどの人物
日本の国籍は持っていないと言って大統領選に出馬して当選。
その後ラ・パルマ共和国でホセ・モリタの圧政への不満が爆発し暴動が起きる。
直後、日本へ入国したモリタは突然「自分は日本国籍を保有している」と主張し、亡命同然のごとく日本にいすわってしまった。
大統領時代は日本政府からの援助金を着服して私腹を肥やし、日本の政治家たちにも金をばらいた。
そのことで日本政府は弱みを握られているので、ホセ・モリタを国外に追い出すことが出来ないのだ。

なんか、現実世界でもよくある話ですね
高校のころ、フジモリ前大統領というのがテレビで話題になってました。
たしか日本国内に亡命していて、外国から身柄の引渡しを要求されてましたね。
なぜこういった人たちは往生際が悪いのか、気になるところです。。。

で、ホセ・モリタですが、当然涼子がこんな人物を警護するはずもなく(笑)、冷ややかに応じます。
船内で起きた殺人事件にホセ・モリタが絡んでいると見た涼子はモリタ一派に接触していくが…。

薬師寺涼子シリーズは古畑任三郎シリーズに似ているかもしれませんね
犯人が誰なのかはわかっていて、どうやって追い詰めていくかを読者は楽しむ。
敵として登場するのは汚職政治家が多いのも面白いです。
現実の政治家たちも汚職に手を染めているのかと思うと怒りを覚えますが…。

次は何を読もうか、考え中です。
とりあえず、これから出かけるので何か良い小説がないか探してみます。
それではまた。

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