読書日和

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「格闘するものに○」三浦しをん

2007-05-31 19:18:06 | 小説
かなり面白い本を読みました。
「格闘するものに○」(著:三浦しをん)です。

‐‐‐‐‐内容‐‐‐‐‐
これからどうやって生きていこう?
マイペースに過ごす女子大生可南子にしのびよる過酷な就職戦線。
漫画大好き→漫画雑誌の編集者になれたら…。
いざ、活動を始めてみると思いもよらぬ世間の荒波が次々と襲いかかってくる。連戦連敗、いまだ内定ゼロ。呑気な友人たち、ワケありの家族、年の離れた書道家との恋。
格闘する青春の日々を妄想力全開で描く、才気あふれる小説デビュー作。

‐‐‐‐‐感想‐‐‐‐‐
三浦しをんさんの小説はタイトルが特徴ありますね。
「格闘するものに○」ってどういうことなんだ、と思い購入してしまいました(笑)
就職活動に奮闘してる人に○、という意味かと思いきや、すごいオチが!
これをタイトルに持ってくるとは…。

主人公の可南子は物語中で幾度も格闘します。
就職活動での格闘、藤崎家との格闘、義母との格闘、父の秘書との格闘。
この中で一番面白いのは就職活動での格闘です♪
可南子は漫画雑誌の編集者を目指し、k談社、集A社、S学館などに試験を受けに行きます。
しかしこの三つ、名前がバレバレですね(笑)
S英社でなく集A社にするあたり、三浦しをんさん面白いです!
ムカついたのはK談社の面接担当者。
終止相手をからかうような質問をして、可南子が何か答えても鼻で笑ってけなすという、筋金入りの皮肉っぷり。
「作者が実体験をもとに書いた」とあるので、講談社にはこんなひどい奴がいるのかも知れませんね。

就職活動中の人が読むとリアリティーがあると思います。
また、社会人が読んでもすごく楽しめます。
この前読んだ「ロマンス小説の7日間」とは全く違う雰囲気の、ギャグ満載な一冊でした。
それではまた。

※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。

乗り遅れた

2007-05-31 07:31:19 | ウェブ日記
今日は5時15分に起床。
最近、少しずつ起きる時間が遅くなってます。
電車に間に合うためには5時15分がギリギリなのですが…
今日はすごく眠くて動作が鈍くなり…善戦むなしく?電車に遅れてしまいました。
まあ、すぐ次の電車が来るし遅刻はの心配はありませんが、数分の時間差で乗り換え電車に座れなくなるんです。
みんな一斉に乗り込んで席の奪い合いが行われるなんて、私の故郷では考えられないこと。
あと、毎日同じ時間の電車に乗っていると、お馴染みの顔触れが乗ってるなあと思ったりします。
ダッシュでお気に入りの席を取りに行く人が印象深いですね(40代のオジサン)。
そのうち「電車の中で走るなよ!」と苦情が来るのでは(笑)

まあしかし、私はあと2日で引っ越しだし、このダッシュオジサンも見納めか。
そう思うとちょっと寂しく…なるわけないです(笑)
それではまた。