読書日和

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民主党の代表に鳩山氏

2009-05-19 20:44:54 | ウェブ日記
今回の民主党代表選は興味深かったです。
小沢前代表が突然辞任を発表したのが先週の月曜日。
その後は慌しい展開になりました。

鳩山氏と岡田氏が次期代表に立候補して、二人で選挙戦を繰り広げることになりました。
しかしこの選挙戦はわずか三日間でした。
15日に鳩山、岡田両氏がテレビに出演して、それぞれが意気込みを述べていました。

周知のとおり、小沢氏の西松建設からの献金問題で、世論の民主党への目は厳しくなっています。
世論調査でも、毎月民主党への支持が少しずつ下がってきています。
そんな中で行われた今回の代表選は、ある程度流れを変える役目を果たしたかも知れません。
もしかしたら政権を取るかも知れない党の代表を決める選挙となると、見ているほうも自然と興味を持ちます。
私自身、テレビで二人の話を聞いて、少し気分が盛り上がりました。
それが狙いのような気もしますが

投票結果は、

鳩山氏 124票
岡田氏  95票

となり、代表には鳩山氏が就任しました。

とにかくスピード決着な選挙戦でした。
これはたぶん、短期集中型で選挙戦を繰り広げ、民主党内で対立が深まる前にさっさと勝負をつけてしまいたかったのではと思います。
テレビでは、小沢氏の意向が反映されたという意見が出ていましたが、果たして…
それと、短期決戦のほうが、気分が盛り上がった状態で新体制を確立できるという考えがあったのかも知れません。
役員人事は、

代表    鳩山氏
幹事長   岡田氏
代表代行 小沢氏

となりました。
代表代行に小沢氏が起用されたことについては、非難の声もあるようです。
多くの国民が、説明責任が果たされていないと感じている以上、仕方ないかと思います。

ちょっと気になったのは、自民党の方々が「鳩山は小沢の傀儡(かいらい)」と非難してばかりいることです。
今までの永田町の傾向でいくと、敵陣営の非難ばかりしていると自分たちにしっぺ返しが来るような気がします。
一番印象に残っているのが2004年で、民主党の当時の菅代表が、年金未納の閣僚たちを「未納三兄弟」と呼び激しく非難していたら、実は自分も未納だということが発覚して、たちまちトーンダウンしてしまったということがありました。
あまり非難してばかりいると、思わぬところに落とし穴があるのでは。。。などと思いました^^;
何はともあれ、衆議院選挙も近いので、政治がどうなっていくのか興味深く見ていこうと思います。