しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

ヨコヅナサシガメ越冬幼虫。(1/19*金)

2007-01-19 | 生き物大好き!
今朝歩いていて見つけたのは、桜の木のくぼみで越冬している虫。
くぼみの奥に重なり合ってくっついています。
棒でつついてみましたが『冬眠中だ、じゃまするな!』と
相手にしてもらえませんでした。お腹の赤色が見えました。
たくさんの足がクモのように見えたのですが
この色の配色は、昨年の5/27日に成虫をブログで紹介した
ヨコヅナサシガメの幼虫たちです。集団越冬しているのですね。
成虫の羽の周りがヨコヅナの綱に似ているからつけられた名だとか。

この虫は中国からの外来種で、今日本で繁殖範囲を広げています。
古い我が家の昆虫図鑑には載っていないはずでした。
春に羽化して成虫になり、他の虫たちの体液を吸うのですが
これから他の虫たちにどんな影響を与えるのかまだ解らないそうです。

何となく不気味な虫に思えるのは、
この配色と習性からくるのでしょうね。
鳥たちはこの虫を見つけたらやっぱり食べちゃうのかな?