しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

スジグロシロチョウの幼虫。(6/15*木)

2006-06-15 | 生き物大好き!
先日、山の畑から菜っ葉を持ち帰ったところ
葉に青虫がくっついていました。
子どもが玄関でアゲハの幼虫を飼っていたので
その隣に青虫も置くことにしました。
ちょっと体に毛が生えているので
スジグロシロチョウというモンシロチョウに
黒い筋が入ったチョウの幼虫です。
モンシロチョウの仲間の幼虫はすっきりした
シンプルな青虫です。
ひたすらアブラナ科の葉っぱを食べて大きくなります。
蛹も幼虫と同じグリーン色で清楚な感じがします。
ちゃんと、空に飛び立てたらいいですね。

新聞投稿『原油高限界』。(6/7*水)

2006-06-14 | 新聞投稿大好き!
今回の新聞投稿のテーマは『原油高限界』でした。昨日の朝刊に載りました。少しでも社会に発信していけたらと思っています。

 近頃、どんどん原油価格が上がって来ている。原油も限りあるエネルギーで、とうとう枯渇に近づいて来たかという思いだ。石油やガソリンはとても便利なものだが反面、地球温暖化に拍車をかけている。節約意識もあって最近はなるべく無駄に車に乗るのは止めた。そこに来て金沢では今、市民によるエコサイクルのイベント中で私も参加している。これは地球温暖化防止のために、なるべく自転車に乗って二酸化炭素の排出を抑えようというものだ。おまけに体力がつき健康にいいとなれば一石三鳥ぐらいのものになる。時代を読み、新しい気持ちの切り替えが必要な時代がやって来たように思う。
(写真は最近色づいてきたアジサイの花)

ナワシロイチゴの花。(6/13*火)

2006-06-13 | 植物大好き!
いつもの山道にナワシロイチゴの花が咲いています。
もう花は終わりかけですが、木いちごの花は白が多い中で
このきれいなピンク色はひときわ目を引きます。
苗代の頃に実がなるのでナワシロイチゴというそうですが
今年の実はきっと遅いのでは?と思います。
花が開いたものを捜しましたが
ナワシロイチゴの花は開かず花弁におしべが囲まれたまま
実を結ぶそうです。ふしぎ~!
小さな虫が出入りするのでしょうか?
実がなる頃が楽しみです。

モルフォ蝶。(6/19*月)

2006-06-12 | 生き物大好き!
友人は虫の標本業という珍しい仕事をしています。
その友人宅で今日はモルフォ蝶の標本を見せてもらいました。

ブルーのきらめく光沢の羽を持つこの蝶が好きです。
南米に生息しているので実物を見ることは夢の夢ですが
こうして標本を見ているだけでも
森を飛び回るモルフォ蝶を想像することが出来ます。

モルフォ蝶の種類は百種以上いるそうなので
その生息している地をイメージするだけでも
何だかわくわくしてきませんか。
たとえ一生そこに行けなくても、そんな場所がこの地球に
あることが幸せだなぁ!って思います。

リトグラフ仕上げ。(6/11*日)

2006-06-11 | 私の作品
先週に引続き、今日はリトグラフの作品の仕上げです。
金沢・創作の森の工房でリトグラフ作家さんの講座を受けています。
リトグラフは初めての経験なので
原画はいろんなタッチを使って描いてみました。
一体どんなふうに仕上がるのでしょうか。
工程は結構複雑で20くらいの順序を追って
アルミ版に描いた絵を定着させていきます。
それにインクを載せて機械でプレスするのですが
このインクの載せかたがとても難しかった。

絵のテーマは『夏の庭』。
夏のお庭に足を踏み入れた感じをイメージしました。
猫を主人公に朝顔、ひまわり、タチアオイ、水蓮の夏の花を
配置しました。テントウ虫、蝶もいます。
作っているときはあまりのややこしい工程に
最初で最後のリトグラフ!と思っていましたが
仕上がってみるとまた、次もやってみたいと思いました。
仕上げの刷りは深いグリーンを使って仕上げました。

作品を作った日はいつもエネルギーを使い果たすのか
自分の中がスッカラカンになったような
脱力感と満足感を味わいます。
リトグラフという表現方法を味わえた貴重な時間でした。
休む間もなく教えていただいた講師の方々に感謝でした!
(写真は、アルミ版に描いた原画です)

オクラの芽。(6/10*土)

2006-06-10 | 家庭菜園大好き!
今年はいつもの年に比べて気温が低いので
夏野菜があまり元気がありません。
ニガウリ、モロヘイヤ、オクラの種も蒔きましたが
芽が出てこないのでニガウリは苗を買って植え、
モロヘイヤとオクラは種を蒔き直しました。

今日、畑に行くとそのオクラの芽が出ていました。
種を蒔いて双葉がでてくるとうれしい!!
何だかこのオクラの芽を見ていると
初々しい感じが伝わってきます。
やっと夏に向けて出発出来そうな気分です。

シュレーゲルアオガエル。(6/9*金)

2006-06-09 | 生き物大好き!
去年の夏、突然現れて玄関のクワズイモの葉の真ん中で
まどろんでいたシュレーゲルアオガエル。
あまりの気持ち良さそうな顔に私まで癒しをもらいました。
彼の体中からマイナスイオンが出ていました。
見た瞬間はアマガエルかと思ったけれど、アマガエルよりずっと美しい。
どれだけ見つめていても飽きない、いい顔をしていました。
アマガエルには鼻から耳のあたりに側線が入るので明らかに違います。
このシュレーゲルアオガエルは日本に住むアオガエルの
代表種らしいですが知名度はアマガエルに比べるとかなり低い。

その子が昨日、玄関の花が終わったクレマチスの葉の上にいました。
それはそれはうれしくて、思わずしみじみ語りかけてしまいました。
体に細かいゴミがついていたのでシャワーで水をかけると
気持ち良さそうな顔をしていました。
その後はゴミもとれてご覧のとおりの美しい体色。
この体一面のグリーン色に惚れ惚れします。
そしてなんてつぶらな瞳!

童話の中で、おやゆび姫はヒキガエルの求婚を断ったけど
私がおやゆび姫で、この子を見たら目がハートになりそうです。(笑)
感情移入しすぎかもしれないと思いながらも
今日はこの子の名前を“アオくん”と名づけました。
また会いたい!と去年からずっと心待ちにしていたのです。
一体どこで冬眠していたのでしょうか?
カナヘビくんとともに我が家の狭い玄関の庭の隣人。
さぁ、我が家の庭へようこそ!!

テントウ虫。(6/8*木)

2006-06-08 | 生き物大好き!
友人宅のバラの花にとまっていたのがこのテントウ虫。
テントウ虫の名前の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、
太陽神の天道からとられたといいます。だから天道虫。
命名もステキだけど、小さいながらもシンプルなデザインと
このピカッと光る光沢が何ともいえません。
バラの花のビロード感とのコントラストがgood!でした。
こうして見ているだけでも惚れぼれする虫です。

いつだったか晩秋の晴れた日に山で飛んでくるテントウ虫の集団に
すっぽりと包まれたことがあります。
私の服にはいろんな種類のテントウ虫がくっつき
うれしくてたまりませんでした。
キャーキャーうれしい悲鳴をあげたのは言うまでもありません。
模様が違うテントウ虫がシールのようにいっぱいくっついたのです。
あの日の出来事は、夢の中の出来事のように
時々思い出しては幸せ気分に浸っています。

映画『明日の記憶』85点。(6/7*水)

2006-06-07 | 映画大好き!
若年アルツハイマーをテーマにした切ない映画でした。
広告業界でバリバリ働く49才の主人公がこの病気にかかり
仕事を追われ、家でリハビリの日々を過ごします。
進行を止めることが出来ない病気なので日々の中で
悩み、苦しみ、葛藤する主人公とそれを支えようとする妻。
いろんな症状が次々に現れますが、
『物忘れをする自分たちにも迫ってくるような映画だね~』
と一緒に見に行った友人と笑いあってしまいました。

自分の仕事柄、リアルな日常を思わせてくれるので、
どんどん話の中に引き込まれました。
どこまでも支えようとする妻の姿には安堵感とともに
病人を持つ家族としての目指すべき姿が描かれていたようにも思います。
ストーリーの終わりは切なくて泣けました。

何を大切に生きて来たのか?
人は病気になると思い知らされるのかもしれません。
そして家族であることの意味。
そんなことをじっくりと考えさせてくれた映画でした。

忙しさで追われるような日々の中で
ちょっと無理してもこの映画を見れてよかったな!
帰りに友人宅の屋上庭園で
咲き誇るバラの花たちに囲まれて幸せでした。

イチゴ摘み。(6/6*火)

2006-06-06 | 家庭菜園大好き!
イチゴ摘みにおいでよ!と家庭菜園をしている方から
お誘いを受けて、今朝はイチゴ摘みに行ってきました。
イチゴの苗にドームの網をかけて鳥からの被害を守っていました。
好きなだけ摘んでいっていいよ!というお言葉に甘えて
完熟の赤いイチゴを摘ませてもらいました。

大きいイチゴ、中くらいのイチゴ、小さいイチゴと大きさは様々です。
私がお店で売っているイチゴをあまり買う気がしないのは
形が揃ったイチゴだからです。
畑をしているといつの間にかいろんな形の実がなることが
当たり前になるので、きれいで大きな実ばかりがそろった
野菜や果物は何だかウソっぽく見えてしまいます。
一生懸命に作っている農家の人には申し訳ないけれど、
そんな実は、私には美味しそうに見えないのです。
時々、形の悪い作物は売れないので廃棄すると聞きます。
消費者側も野菜を育ててみればいいのになぁ!と
形が悪くて捨てられる野菜にちょっと胸が痛みます。

早めに実ったスナックエンドウの実も少しいただきました。
お礼に今度は我が家のズッキーニをプレゼントしましょう!
人の畑の見学はとっても楽しい!!
私もまた頑張ろう!とエネルギーをもらいました。

スイカズラの花。(6/5*月)

2006-06-05 | 植物大好き!
いつも歩く道で、スイカズラの花が咲きだしました。
写真を写したこのスイカズラは
葉に模様が入っていて他のものよりひときわ目立っていました。
スイカズラの花は形も香りもとてもきれいな花だと思います。
いつものように花の香りをかぐと甘い香りがしました。
近い匂いは、クチナシの花の香りでしょうか。

忍冬(にんどう)という名で薬草として傷や火傷などに使われるそうです。
白い花は日が経つと黄色く変化するので“金銀花”とも言うそうです。
野山に頻繁に出かけると、季節が細かく動いているのがわかります。
一週間前とは植物たちの顔が変化していて違います。
それぞれの花たちが自分たちの咲き時をちゃんと知っている。
それを味わっていくのは、やっぱり贅沢な時間ですね。

リトグラフ。(6/4*日)

2006-06-04 | アート大好き!
金沢の創作の森の工房で
今日はリトグラフの講座を受講してきました。
以前から、一度やってみたいと思っていた手法です。
リトグラフは版画の一種なのですが
工程が結構手間と道具を必要とするので
今まで体験するチャンスがありませんでした。
キャンセル待ちをしていたのが、金曜日にOKになったので
慌てて原画を考えました。手書きの線が生かせる手法らしいので
線を多く使った原画を仕上げました。

今日はリトグラフの作家の先生に作業の順番を
講義してもらいながらの時間でした。
参加者は12人。思ったよりも時間がかかり
版に絵を描いていくのは宿題になりました。
私の絵のタイトルは『猫と夏の庭』です。
さぁ、来週は仕事の合間を作って下絵を仕上げましょう。
ちょっと無理しないとなかなか作品づくりは出来ないので
せっかく作った時間を大切にしたいと思います。

布探し。(6/3*土)

2006-06-03 | アート大好き!
以前からの約束で、今日は長女とアジアの雑貨屋さんで
布探しのお付き合いをしました。
長女は5月から近所に住む祖母宅に引っ越したので
自分の部屋の模様替えをしたい様子です。
最近の私は山や畑ばかりに出かけていたので
金沢の街の中をこうしてゆっくり歩くのは久しぶりです。

街中の小さなお店を一緒にブラブラ歩いて
面白そうな雑貨屋さんを見つけては入りました。
気に入ったものがいろいろ見つかったようで娘は満足そうでしたが
つき合っていた私も美しい布ものについつられて
買い物をしてしまいました。
気に入ったお店は自分の仕事柄、アフリカっぽいディスプレイの
シルバーアクセサリーのお店だったり、
インドやガーナのブティックだったりしました。
ガーナのビーズも手に入れてちょっと小物を作って見ようと
創作意欲をそそられました。
つき合ってもらったお礼にと、娘に新しく出来た
タピオカジュースのお店でココナツミルクティーの
タピオカジュースをおごってもらいました。(ヤッター!:笑)
働いている店員さんは20代の子がほとんどで
若者の街は健在のようでした。
(写真:インドの布、ガーナの布、ビーズ、ブレスレット)

映画『ホテル・ルワンダ』79点。(6/2*木)

2006-06-02 | 映画大好き!
久しぶりの映画です。今日は前々から見たいと思っていた映画『ホテル・ルワンダ』を予定を合わせて友人と観てきました。この映画は公開を求めて署名運動が起こり日本での上映が決まった映画です。アフリカのルワンダという国の民族紛争を事実に基づいて作られたもので二つの対立する民族争いの大量虐殺が背景にあります。1994年に起こったこの惨劇では100日間で100万人の人が殺されてしまったそうです。遠いアフリカの地で起こったこの出来事は、当時日本でも新聞をにぎわし民族間の争いということで伝わってきましたがこうして映画で見るとこの紛争の流れや背景がわかってきます。主人公のホテルマンのポールは民族の違う奥さんを持つのでこの争いでは危険と隣り合わせ。でも家族への愛情は変わりません。その中で1200人もの人をかくまい命を救います。

この映画では白人側の黒人に対する人種差別の問題も出てきますが、日本に暮らしているとピンと来ないテーマかもしれません。しかし、日本もアイヌ民族や琉球民族の迫害の歴史をしっかりと持っています。政治的に仕組まれた罠が戦いにはいつもあるようです。そして、このルワンダの紛争は大虐殺が世界にニュースとして流れたにも関わらずそれを止める動きが国際社会では起こらなかったようです。それは介入しても儲けにならない国だったからだとか・・。世界はお金のために戦争を仕掛け、お金のためなら救うこともする。国々の動きは全部そろばんではじかれた動きだということがみえてきます。それは今日本の中でも蔓延している空気とどこか無縁ではないように思います。

正義は立場や見方、時代で簡単にひるがえってしまいます。奪い合う世界から助け合う社会へ。『この地球には多種多様なものがあるからこそ素晴らしい!』生物や民族や文化、全てに対して日頃から私はそう思っているのですがそれは甘ったるい考えなのでしょうか?人としてどう生きるのか、遠い日本に暮らす私たちですがこの映画は、遠い地の“自分たちとは関係がない人たち”の話では済まされないような映画だと思いました。

ユキノシタ。(6/1*木)

2006-06-01 | 植物大好き!
お散歩していて見つけたのは
白い小さな花をたくさんつけたユキノシタ。
葉っぱは薬草で天ぷらにして食べたりします。
この葉には細かい毛がぎっしり生えていますが
天ぷらにすると全然気になりません。

近づいて花をよく見ると面白い色と形をした花です。
湿った場所が好きらしく、この場所も山の斜面の
湿り気のあるところでした。