しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

立山へ。(9/15*月)

2008-09-15 | 自然大好き!
この夏、とうとう行けずじまいだった
立山へ出かけてきました。
今日の立山の室堂の気温は6℃で
長袖がないと寒いくらいでした。

今頃の立山ってどんなだろう?と思っていましたが
案外お花も咲いていて楽しい散策でした。

(チングルマの綿毛が好き!風がとても似合ってる)
夏ほどの輝きはないにしても
風に揺れるチングルマやワレモコウ。
リンドウの青色がきれいでした。

(オヤマリンドウの花。みんな蕾・・、
 なんて思っていたらほとんど花は開かないらしい)

(ワレモコウの穂がアクセントになっていた室堂周辺)

(ヤマハハコの花はドライフラワーにもなるんですって)
メボソムシクイの声が聞こえ、
ホシガラスがあちこちで飛んでいました。
ハイマツの薮の中から聞こえてきたのはライチョウの声。
イワツバメもすいすいと上空を飛んでいました。

普正寺探鳥会へ。(9/14*日)

2008-09-14 | 自然大好き!
今日も30人以上の参加者でにぎわいました。

海に出る道にはたくさんのセンニンソウが咲いていました。
いい香りがしました。

普正寺探鳥会へ出かけてきました。
とても暑い日となりました、普正寺の森は
いつも私が歩く卯辰山とは環境が違うので行くと
いつも面白い発見があります。

今日私が見た鳥で印象的だったのはミサゴ。
全部で29種類の鳥が観察されました。
森の中は蚊が多くて蚊取り線香を腰にぶら下げながらも
みんな刺されたところをかきかきしていました。

海まで出ると風が心地よく
足下にはハマゴウの紫色の花が咲いていました。

野草図鑑で見ても出ていないはずでこれは小低木。
でも何だか木って感じがしないお花です。

紫色にスクッと立つヤブランのお花。

小さなお花をアップで見るととてもかわいい!

夏の終わり。(9/13*土)

2008-09-13 | 生き物大好き!
夏の終わりを何で感じるか?なんて
問われたらなんと答えるでしょうか?

今朝のお散歩道、坂を登り始めた場所で見つけたのは
ミンミンゼミ。もう動いてはいませんでした。
夏の終わりを感じる姿でした。

夏の間のうるさいくらいのセミの声。
その中でもひとしきり大声を張り上げていたのは
このミンミンゼミでした。セミの仲間の中でも
人一倍エネルギーのある声は耳に痛いくらいでした。
そんなセミたちの声も終わりに近づいてきましたね。

その代わりのように卯辰山では近頃、
野鳥たちがにぎやかになってきました。
暑い夏が終わりホッと一息の時期なのでしょうか。
イカルやコムクドリやヒヨドリがおしゃべりに夢中!
サンショウクイの声もしました。
浅野川ではセグロセキレイやキジバトが
気持ち良さそうにさえずっていました。
街中では、イソヒヨドリの透る声も聞こえます。

「自然の中で気持ちのいい瞬間に歌い出す、そんな
野鳥たちこそが地上で最も美しい生き物だ!」と
賛美していたのは野鳥の会の創始者、中西悟堂さん。
そう云われてみれば、羽族である野鳥たちは
ほんとにそんな生き物だと思います。


ツリフネソウ。(9/12*金)

2008-09-12 | 植物大好き!
今週は集中講義を担当しているので忙しい週でした。
今日だけ午前と午後の授業が入れ替わりだったので
久しぶりにゆっくり朝のお散歩!
陽射しはまだ強いけれど風はもう涼しい。

坂を登ると大きな桜の木の上では、イカルたちが
集まってペチャクチャおしゃべりをしていました。
何を話しているのか?わかったら楽しいだろうな。
にぎやかな鳥だこと!クチバシも大きくて美声の持ち主。
きっと小声で話すのが苦手な鳥なのでしょう。
30~40羽はいたようです。

いつもの小さな谷間の道を歩くと咲いていたのは
ツリフネソウ!季節のめぐりを感じます。
大きな赤紫色の花がほんとに釣られた船のように
下がっているさまはいつ見ても見事ですね。

浅野川ではカルガモたちが
気持ち良さそうにくつろいでいました。

チベットの歴史と文化。(9/11*木)

2008-09-11 | 自然大好き!
昨日今日と朝から予定がびっしりで
帰宅するのはもう夜遅くになってしまいました!

今夜はお仲間たちと「チベットの歴史と文化」をテーマに
金沢大学の先生をお招きして講義をしていただきました。
学生の授業と同じ流れでお話していただき
ほんとにためになる学びの時間でした。


お話の中で、いくつも面白い部分がありました。
「菩薩」は全ての人々の救罪が終わらない限り
(ほんとはいつでも仏になれるのに)仏にならないことや
チベット仏教がもう広い範囲でアジアの国々に息づいている話、
チベット人は私たちが思うより
ずっとしたたかに生きている民族だという話。
何より歴史を遡ると中国とチベットの関係が解りやすかったです。

またダライラマが何世になろうが、同じ一人の人として
人々から捉えられていること(活仏)の意味など
聞いてて飽きませんでした。
何だかすごくお得な歴史を学ぶ時間だったような!

いろんな映像も見せていただきましたよ。

ホテイアオイの花。(9/10*水)

2008-09-10 | 植物大好き!
今朝、メダカの赤ちゃんが入っているバケツの中で
ホテイアオイがきれいな花を咲かせていました。
一日だけしか咲かないお花、
なかなかいい色をしていますよね。
見逃すと、咲き終わった花だけが残っていて
後悔してしまいます。
我が家では毎年、春に買って来て
メダカの水槽に浮かべています。

株が増えてくるので、いつも買うのは1個だけ。
それが9月の今頃までに4つに増えました。
メダカの産卵にはピッタリの水草のようで
産卵時期にはホテイアオイの根には
たくさんの卵がくっついています。

ホテイアオイは根が広がって大きいので
メダカの隠れ場所にもなかなかいいようです。
寒さに弱く冬は越せないのが難点。

残暑の今日、ホテイアオイのブルーの花が
涼しげな彩りをプレゼントしてくれたのでした。

村の彫刻家たち。(9/9*火)

2008-09-09 | アート大好き!
遅くに植えた朝顔の一番花が今日咲きました。
どんな花が咲くのかな?と思っていたら
こんなにかわいいピンクのお花!
それで朝から気分のいい日でした。

この朝顔の種は昨年の21世紀美術館の
温暖化対策プロジェクトの企画で、
美術館を朝顔で包み込んでしまおう!というもの。
もらった種からどんな花が咲くのかは
咲いてからのお楽しみでした。

今日は友人に中西悟堂さんの本を渡しに
行きました。石の彫刻をほっているところでした。

(友人作:石で作った鳥かごだよ。彼女の発想はいつも面白い!)
ここは金沢市の芸術村。
市民参加型でみんなで石を彫っています。お知り合いも多く、
ここでみなさん思い思いの素敵な作品を作っていました。
「一緒に石掘らない?」といつも誘ってもらうのですが
いつか老後の楽しみにとっておきましょう。

(猫つながりのKさんの作品はネコ!)

(野鳥の会のお仲間のS氏の作品:竜がいる水場)

(版画友達のFちゃんのご主人の作:
 Fちゃんの胸は確か小さかったよな~)

映画「ぐるりのこと」。(9/8*月)

2008-09-08 | 映画大好き!
ここのところ忙しくてみたい映画をたくさん見逃していました。
土曜はやっと久しぶりに映画「ぐるりのこと」を観てきました。

美大卒の主人公の二人の夫婦。いつの間にか
お互い絵を描く世界から遠ざかっていたところ、夫は
法廷画家の仕事を頼まれたことから社会人として育っていき、
奥さんの方は精神的に辛い体験から脱して
お寺の天井画の仕事を任され絵を描いていくうちに
どんどん自らが再生していくというストーリー。
いつもそっと妻の様子を見守る夫の眼差しがあたたかい。
いろんな出来事がありながらも
10年の時を追って夫婦の再生を描いたものです。

日本の大きな社会事件を法廷画家というセッティングで
盛り込んだアイデアがすごく面白いと思いました。
また周りにいろんな人間のキャラクターを配置してあって
見ていて飽きることのなかった映画でした。
絵を描く喜び、楽しさ、気持ち良さが画面全体から伝わって来て、
思わず私も「そんなふうに絵を描きた~い!」と思わせてくれた映画。
この気持ちを大切に忘れずにいよう。
リリーフランキーがほんと、いい味出していました。
「夫婦」というものの存在を考え直す
いいきっかけになる映画かもしれません。
絵を描くと言う心地よさが伝わってくる映画かもしれません。
こんなに後味のいい映画は久しぶりでした。お勧めです!

畑の復活作業。(9/7*日)

2008-09-07 | 家庭菜園大好き!
大雨土砂崩れでメチャメチャになった
我が家の畑でしたが、ようやく少しづつ修復作業と
片づけに入りました。
お隣の畑のおばあちゃんが「また初めから少しづつやればいい。
一歩ずつや」といいながら、畑を復活させるアドバイスをくれました。
もうじき80になろうという人の言葉のすごさ!
その言葉にも支えられて、今日は朝早くから畑に出かけて
石をどかし、倒木を集めて草むしりや種まき、
久々にクワを持って畑を耕しました。
被害の軽かった場所からの修復です。


子分(私が親分:笑)がくれたバジルの
トゥラシーという品種も植えてみました。
インドのハーブで別名ホーリー・バジル
(聖なるバジル)とも言うらしい。
何だか縁起が良さそうな名前ですね。

ミミズ入り堆肥入りの肥えた土が流れて
砂のような土質に変わってしまいました。
これからまた堆肥を入れて、腐葉土もすき込んで
少しづつ少しづつ、やっていきます。

今日は、大根、キュウリ、豆、
春菊、ターツァイの種を蒔きました。

星野道夫写真展へ。(9/6*土)

2008-09-06 | 自然大好き!
大好きな写真家、星野道夫さんの写真展が
お隣の富山県福岡町の「ミュゼ福岡」で始まっていて
今日は奥さんの星野直子さんのギャラリートークもあるそうなので
久しぶりに電車に乗って出かけてきました。

星野道夫さんは、私の心の中でいつも息づいている人、
繰り返し読む本の中にきらめいている宝ものたち。

いつも眺めてるアラスカの風景。
詩のような言葉が放つ光。
大きなアラスカの風景写真の前に佇むと
まるでアラスカの風が吹いてきそうです。


動物たち生き物がほんとに自然体で優しく写っていて
思わず微笑んでしまう写真の数々。
なんて優しくて強く、この人は生きたのだろうと
思わずにいられません。


心も体もすっぽりと優しい空気に満たされた時間。
今日は時間の流れを忘れてしまったな。

読書会のお誘い。(9/5*金)

2008-09-05 | 読書大好き!
10月2日夜、夜7時~9時に金沢市本多町にある「金沢ふるさと偉人館」で中西悟堂さんの読書会を開きます。どなたでも参加自由です。今のところ参加希望者は20名くらいになっています。中西悟堂さんは明治28年、金沢生まれの方です。僧侶、歌人、詩人でもあり画家を目指していた方でもあります。野鳥の会の創設者でもあり「野鳥」「探鳥会」という言葉を創り、世に広めたのもこの方です。去年あたりから私は悟堂さんの本を次々に読んでいるのですが、かつて日本の人が持っていた凛とした精神性みたいなものが伝わって来ます。また東京の大都会でさえ自然が豊かで生きものに溢れていた時代があったことを知り、何だか愕然としてしまいます。そんな時代に思いを馳せながらたくさんの人たちと語り合えたらいいな、と思っています。
◎課題書は中西悟堂著「鳥を語る」の第2章「鳥も黙っていられない」と第3章「日本丸のゆくえ」(あわせて約40ページくらい)を読んできてもらい、集まった方々みんなと感想などを話し合います。いつもの輪読会のメンバーたちも参加協力してくれます。この読書会の担当を私がやっていますので、参加されたい方には、本を私の方から貸し出しもしています。明治生まれの中西悟堂さんの視点を通じて私たちに何が見えてくるのでしょうか、読書会の日が楽しみです!興味のある方はぜひご参加くださいね!

友人の畑へ。(9/4*木)

2008-09-04 | 家庭菜園大好き!
友人の市民農園の畑に収穫のお手伝いに行ってきました。
ここは山の中にある畑で気持ちのいい場所です。
グルリと回ると、シジミチョウの♂♀がいました。
これはウラナミシジミかな。クズの葉が食草なので
山には多い蝶でしょう。♀は羽がもうボロですが
♂はきれいな羽で飾りがあるのがかわいい。
ラブラブのこんなときくらいにしか
ゆっくり写せないので近づいて撮ってみました。

オクラをハサミで収穫していたら
「○○ちゃ~ん、大きな虫がいるぅ~!」と
私を呼ぶ友人の叫び声がするので、
そばまで行ってみるとスズメガの大きな幼虫が
ナスの茎でひと休みしていました。

あまりの大きな声に忍法かくれ身の術を
使っていたのかもしれません。そんな格好でしょ?

(あとで調べるとこの子はエビガラスズメでした)
きれいな黄緑色の体色だったので
この子と記念撮影をすることにしました。

こんなふうに畑で大騒ぎ!
楽しい畑のひとときでした。

お尻の大きなトマト。(9/3*水)

2008-09-03 | 食べもの大好き!
自然農をされているお知り合いから
トマトをいただきました。
お尻の大きなこのトマトは煮込み用のトマトですって。
肉が堅くてしっかりしています。

さっそくニンニクをオリーブオイルで炒めて
そこにこのトマトをざくざく切って入れて
トマトスープを作りました。

お味噌汁の代わりに
真っ赤なトマトスープ!
なかなかいい味のスープに仕上がりましたよ。

アオイトトンボ。(9/1*月)

2008-09-01 | 生き物大好き!
(今日出会ったのはアオイトトンボ!)

今日は仕事の息抜きに医王山まで友人とドライブ。
正面の夕霧峠の右側が富山県、左側が石川県となります。

山は霧が出て涼しかった~!
鳥や蝶が少ないね、なんて会話をしながら
緑に溢れた山々の色を楽しみました。

帰りに友人宅に寄りましたが
裏庭の下には沼があるそうで
そこでふわふわ飛んでいたメタリックの
アオイトトンボを見つけて写真を写しました。
よく見るとあちらにもこちらにも飛んでいました。

ちょっと時間が過ぎるのを忘れてしまったみたい。
イトトンボの仲間はかわいくて
ついつい姿をずっと追ってしまいますね。