景色と温泉と料理 (・・・・と予算/笑) にこだわって選び抜いた今宵の宿泊先は、 「かんぽの宿焼津」 である。
左 : 鮪、鮑、カンパチ、サーモン の御造り 右 : 桜海老のかき揚げ
2007年10月1日、郵政民営化を境にして、それまで 「簡易保険」 の加入者しか利用できなかった 「かんぽの宿」 が誰でも利用できるようになりました。
民営化当時、多くの 「かんぽの宿」 が統廃合されたり、売却されたり、閉鎖されたりしたわけですが、現在営業している 「かんぽの宿」 は、どこも素敵なところばかりですよ (笑)
翌朝、やっぱり早起きな私は、部屋の露天風呂につかりながら、空を見上げていた。
前日の天気予報が 「曇りのち雨」 だったのがウソのような夏空だった。
「今日はイケルかもしれない!」
というのは。
2日目のこの日は日本平、そして久能山東照宮へ行く予定であったのだが、以前 友人に誘われて参加したバス旅 で日本平に来たときには、天気が悪くて 「富士山」 が見えなかったからだ。
「今日は見えるかもしれない!」
日本平山頂に向かう車の中から、チラッと横目で富士山を確認しながら、まずは日本平ロープウェイで、久能山東照宮へ向かう。
この東照宮、一の鳥居から参拝のために上ってくるには、ゆうに1000段を超える石段を上ってこなければならないのだ。
さすが武田信玄が目をつけた自然の要塞・久能城! と感心するところであるが、天下統一後には家康の領地となり、そして薨去後に久能城は廃城、家康を埋葬するために久能山東照宮を建立したとの歴史ある建物である。
要塞としては立派だが、参拝するにはちと難が多いので、現在は日本平山頂からロープウェイで下って参拝するという方法が主流のようである。
ちなみに久能山の宮司さんや巫女さんは、毎日1000段を下から上って 「通勤」 してくるそうであるが・・・。
参拝後、いよいよ久能山山頂の展望台へ。
期待していたのだが・・・・・・富士山は今回も雲の中だった。
友人によれば、 「またおいで! って言われているんだよ」 とのことなので、また次回に期待! (笑)
お昼に地魚寿司を頂いたあとは、清水の仲卸市場へ 「自分への」 お土産を買いに走る。
左 : 地魚寿司でランチ 右 : 自分へのお土産 「生しらす」
今回もやっぱり 「生しらす」 狙いだ。
漁に出てもしらすそのものが取れないこともあるそうなのだが、今日は運よく 「生しらす」 に会えました♪
もちろん即買いして、わざわざこのために持って来た (爆笑) クーラーボックスに放り込み、楽しかった駿河の国を後にする。
東名高速の清水JCTから、連絡道でまたまた新東名に渡り、いよいよ最後の目的地となった 「駿河湾沼津・下りSA」 の 「リサとガスパールカフェ」 でうちあげ。
これで私の目的はすべて達成だ~。
・・・・・・・・あ、富士山を臨む・・・以外は。
もちろん、またいつか必ず、富士山を見に行きますとも!
【 おまけの画像】
自分へのお土産は、翌日早速 「しらす丼」 に化けましたとさ。
各SEで、何かしら食べる企画がまるで番組のようで笑ったです。
しっかし、美味しそうなものが静岡は多いですね~
かんぽの宿って、保険加入の時から使った事がなくて、サービスとかどうなのですか?
お~
に、しても天気も良く、想い出も増え(体重もかぃ?)素敵なバースデー旅行になりましたね!
コンセプトは、新東名走破とSA探訪でしたから(笑)
そこにいろいろとオプションつけたら、こうなりました。
なにはともあれ、無事で帰れてよかったわ。
リーズナブルで、かつ露天風呂付の部屋を探していて、偶然見つけたのが「かんぽの宿」でした。
公共の宿は、とにかく景観が素晴らしいところに建っていることが多いし、最近はどんどんリニューアルが進んでいるので、即決めでしたよ。
部屋食ではないけど、逆に過剰なサービスもないだけに、心地よかったよー。
・・・・また生しらす買に行こうっと♪