81歳男性。肺癌の癌性疼痛と食欲不振・倦怠感で入院していた。医療用麻薬の増量と麻薬補助剤の追加で疼痛は軽減していた。外泊を希望して週末に2泊3日で自宅に帰っていた。今朝高熱で自宅トイレ内で倒れ、(妻と二人暮らしで)妻だけでは動かすこともできず、救急要請した。救急処置室へ搬入され、救急当番医(循環器科医)が対応してくれた。内科外来で再来患者さんを診ていると連絡がきた。胸部X線・CTで肺癌のある左肺の肺炎だった。入院中(外泊前)からあったと推定されるが、外泊時は発熱もなく、患者さん本人も特に悪いとは思っていなかったようだ。早速培養検査提出後に抗菌薬を開始した。いったん退院することを目標に治療していたが、こうなると難しいかもしれない。
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