60歳台男性。関節リウマチで治療を受けていたが1ケ月前から治療を中断した。多発性関節炎で歩行できなくなり、夜の救急外来を受診した。当直医は外科医で整形外科に入院させた。翌日主治医になった整形外科医から悪性関節リウマチかもしれないと相談を受けた。炎症反応高値で、発熱がある。膝関節の人工置換術を受けていた。土木関係の仕事で各地を転々としているので治療継続が難しいそうだ。治療薬はプレドニンとリウマトレックスだった。上肢の関節もだが、両側膝関節と足関節の腫脹・熱感が目立つ。胸部X線で胸膜の背側が部分的に肥厚しているが、活動性の間質性肺炎はない。明らかな関節外症状なさそうだった。とりあえずステロイドを再開して、大学病院から外来診察に来ている整形外科医がリウマチ専門なので相談するという。これまで関節リウマチの患者さんをあまり診ていなかった。今まで見たうちでは最も関節炎がひどい。
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