なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

また感染性胃腸炎

2015年02月17日 | Weblog

 一昨日の日曜日の夕方に嘔気を感じた。月曜日の日中は気づかなかったが、夕方から嘔気がして夜はずっと嘔気・心窩部不快感(灼熱感?)があった。便は普段より回数が多いが、下痢軟便ではなかった(もともと胃腸は条文で胃腸炎になっても嘔気と軟便くらい)。微熱・悪寒があった。月曜日の午後に28歳男性が感染性腸炎(嘔吐・水様便・高熱)で入院したが、その患者さんからうつったわけではないようだ。

 朝食は食べられず、水分もとれない。外来は再来の日ではないが、4人入れていた。午前中にどうしても診なければならない入院患者さんを診て(触らないように)、処置室のベットが空く昼前後から点滴してもらうつもりで病院に来た。昨日の感染性腸炎の患者さんは水様便も朝から1回だけとなり(昨日は14~5回)、昼から食事を出して、午後まで2本点滴して夕方退院となった。

 幸いに今日は処置室のベットが空いていて、午前11時過ぎから点滴してもらった。ヴィーンD500mlとソルデム3A500mlを午後4時半までにした。点滴開始してまもなく、急激に嘔気が強くなって、ガーグルベースを急いでもってきてもらったが、なんとかこらえた。点滴がおわるこおろは倦怠感が軽減して嘔気も少し治まっていた。

 昨年の冬も同じ症状で(熱は高熱だった)、点滴を2本してもらった。今年は気を付けていたが、だめだった。手洗い不十分ということになるのだろう。腸管に炎症を起こすので、嘔気嘔吐は随伴症状で胃腸炎というのは変なのだろうが、今回の症状だと胃腸炎と言いたくなる。

コメント
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