1月27日(月)、内科外来を診ていた。内科外来担当の看護師さんが、前週の金曜日(1月24日)受診した急性心筋梗塞の患者さんの話をしていた。
その日、70歳代前半の男性が前日夜から頸部から胸部上部が痛くて眠れなかったという訴えで受診した。症状は持続している。
高血圧症で当院の内科外来(大学病院の医師)に、膝関節症で整形外科に通院していた。昨年から右肩の痛みもあった。患者さん本人は整形外科を受診するるつもりで来ていた。
37.5℃の発熱があり、血圧85/51mmHg(脈拍数77/分、酸素飽和度98%)と低下していたこともあり、看護師さんの判断で内科外来に回されていた。
心電図・胸部X線・胸部CTがオーダーされた。最初に行った心電図で、Ⅱ・Ⅲ・aVFで典型的なST上昇を認めた。そのまま救急室に移動となり、点滴ライン(ソルラクト500mL)を入れて、すぐに地域の基幹病院循環器内科に救急搬送となった。
(胸部X線とCTは中止になったので、心不全の所見を呈していたかはわからない。下壁梗塞だと右室梗塞を併発する可能性がある。)
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