なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

新型コロナウイルス感染症の肺炎

2020年12月04日 | Weblog

 昨日の木曜日に、新型コロナウイルス感染症の83歳女性が感染病棟に入院した。

 一人暮らしをしていた。介護士と看護師の孫姉妹が自宅を訪問してお世話をしていたが、その孫からの感染だった。PCR検査陰性の濃厚接触者として、経過をみられていた。症状が出て、PCR検査の再検査で陽性となった。

 発熱して、いったん軽快してその後にまた発熱があったという経過だった。孫との接触を考慮すると、最初の発熱が発症日と判断される。入院したのは発症7日目に相当する。

 胸部CTで両側肺野にすりガラス陰影が散在(多発)している。水平断だとそうでもないが、冠状断でみると迫力がある。入院時の酸素飽和度は94%だったが、その後は92~93%だった。

 デキサメサゾン投与(抗菌薬も)を開始したが、中等症から重症になる可能性もある(高い?)。家族に。重症化した場合は高次医療機関に救急搬送になることを伝えた。

 

 今日は27歳女性の新型コロナウイルス感染症の患者さんが入院する。一昨日から発熱があり、昨日病院を受診して新型コロナのPCR検査を受けた。本日陽性と判明して、症状があることから入院依頼となった。こちらは発症初期でまだまだかなりの感染性がある。

 

 日産セレナを使っているが、10年目となり、あちらこちらの異常が見つかって修理を繰り返している。先週の土曜日の朝にはエンジンがかからず、JAFのお世話になった。(ガソリンと空気の配合させる部品の問題だった)

 今日修理が終わって販売店に引き取りに行くが、3月の車検は通さず、新車にすることにした。車も人も、お互いに年をとって傷んできたということなのだろう。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 総胆管結石 | トップ | contrecoup injury »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事