ここ何年かの間、地産地消の掛け声と共に地元の食材を使う風潮が強くなってきました。
理由はいろいろあると思います。
鮮度の問題、地域に根付いている食材で作られる伝統的な料理の保護、地域経済の自立etc・・ きっと他にも理由はあるのでしょう。
素晴らしい事ですね。
そむりえ亭でも野菜の多くは大阪近辺のものです。
魚や肉も機会を見つけては近畿圏のものを使いたいとも思っています。
しかし、今回は若干目を東北に向けなければいけませんね。
今、丁度山菜が美味しい時期です。先日の記事にも書きました。
昨日入ってきたものは全て花巻(岩手)のものです。
タラノメ、ナズナ、フキノトウ、行者ニンニク、アサツキ、ウルイ、などです。
フリットにして塩味で召し上がってください。白でも美味しいですが、苦味に対しては赤の方がいい感じ、全体のフレーバーを包み込むのでしたらシャンパンが言いと思います。
被災地の寒さの中で春に向けて旨味を閉じ込めた山菜たち、是非、大阪で味わってください。