ウサギと言うと「エッ」という方も少なくは無いと思います。
確かに可愛い姿は他の動物の追随を許さない「美形」ですし、私の小学校の頃は校庭の飼育小屋で飼っていましたし・・・・
また、フレンチの醍醐味のジビエでの野生のウサギは、とてつもなく個性的な香り、いや臭いで料理人でも苦手、というか捌くのさえイヤ!!って方も少なくないのですね。
しかし丁寧に育てられたうさぎは綺麗な白身で淡白。しかし旨味はありますね。
上手に火を入れれば柔らかくて上品です。
今回は茨城県から到着したウサギをギャランティーヌ=詰め物をして巻いた形で仕込みました。それに新たまねぎのクリームを添えて、そうですね、白ワインで薦めましょうかねえ。南の円やかな白にしたいと思います。
今回は岩手は花巻の山菜のフリットもお出ししていますので、合わせて召し上がって被災地支援の一助にして頂けるとありがたいですね。
出来れば「うーさーぎ、おーいし、かーのーやーまー」とか言いながら召し上がって頂けると更に美味しくなる事、間違いなし、ですよ!!