ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

グラスの事(番外編)

2014年09月18日 02時45分17秒 | 食・レシピ
グラスの話はワインの世界では当たり前の課題になっていますし、私もココにも書いたり、営業でもお話しする機会は粗糖あります。

が、実はあちらこちらで「そんな良いワインをオマケの様なグラスで・・・・」という話を聞きますし、逆に安い小さなグラスの方がよさそうなワインを大きすぎる高級グラスで飲んでいる、という話も聞きます。

店の事情は様々あってソムリエが勝手にグラスを仕入れることは出来ません。置き場所の問題もあるでしょう。

が、昔に比べて「ワイン別グラス」的なもののチョイス幅は広がり、お安いものも増えています。


私の知人がある地ビールの団体の仕掛けをしていますが、そこでは数年前からワインと同じくグラスでアロマが変る、という投げかけをしていますし、大手ビールのCMでもこれまでのピルスナーと違う提案をしてますね。


グラスを気にしないワイン、或いは食生活もあります。

BBQで気軽なワインを紙コップでやる。
いいですねえ。

暑い時にお安いワインに氷を入れ、ソーダで割ってタンブラーで飲む。
これもいいですね!!

しかしソムリエが必要な店=多数の様々なワインを在庫する店ではせめて4、5種類のグラスがあると一段と美味さを感じて頂けます。


な~~んて言いながら「えっ」という違う結果もあったりします。

そむりえ亭で使っているグラスと「似たグラス」で少し角度が違うだけで答えが違ったりするものです。

面白いものですね!!!

そむりえ亭でのグラスの選択は自信をもってお出しできますが、それ以外の場合は皆さんに教えて頂きたいと思います。


ちなみに「現地で昔から使っているグラス」は意外と合わないことがありますね。
昔のグラスの選択肢が無かった時代の、しかも地元消費用のワインのコンビとしてはアリ、しかし昨今の「昔とは違うでえ!!!!」と造られたワインの場合は一歩踏み出したほうが良いようですよ!!!!


ま、試してみる、に尽きますね。