先日、ソムリエ協会の2次試験が終わったことはお伝えしましたね。
その試験の中にブラインドテイスティングというのがあります。
つまり銘柄の判らないワインの性質を見極め、品種、産地、年号などを推測するというものです。
試験は最初のステップであって誰か一人が優勝するコンクールではありませんので複雑なもの=多品種がブレンドされ種品種が判りづらいもの、希少品種で世間にすくないものなどは出ませんし、回答はマークシートですから決して難しいものではありません。
今日、このテーマを取り上げたのは試験での話ではなく……
よく「私はどこそこのワインしか飲まない。理由はあそこの国のワインは重すぎるから」とか「あそこの国のワインは薄っぺらいから飲まない」などという人が少なくないのです。
そういう事が全くないとは言いません。
気候風土が違うのですから、出来具合は左右されるのです。
或いは品種適地も違いますから、種の差もあるでしょう。
国の経済的な理由で高級感も違いますね。
が、どこの国のワインでもブラインドで出すと「えっ、そうやったんや」と間違えるワインは沢山あります。
難しいのです。
逆にいうと「間違えさせることは簡単」でもあります。
世界大会でも当たらないのです。
という事は私も・・・・・
また、味覚は先入観に支配される、とは研究された答えです。
一度、先入観を取り除く作業をすると、どこの国のワインでも受け入れられるのですね。
あ、イタリア料理屋でイタリアワイン、ドイツ料理屋でドイツワインとビール、は当然のこと。
でも飲み手側であるお客様はフランス一辺倒などにならずに色々な国のワインを分け隔てなくやって頂きたいな、と思います。
樋口誠
その試験の中にブラインドテイスティングというのがあります。
つまり銘柄の判らないワインの性質を見極め、品種、産地、年号などを推測するというものです。
試験は最初のステップであって誰か一人が優勝するコンクールではありませんので複雑なもの=多品種がブレンドされ種品種が判りづらいもの、希少品種で世間にすくないものなどは出ませんし、回答はマークシートですから決して難しいものではありません。
今日、このテーマを取り上げたのは試験での話ではなく……
よく「私はどこそこのワインしか飲まない。理由はあそこの国のワインは重すぎるから」とか「あそこの国のワインは薄っぺらいから飲まない」などという人が少なくないのです。
そういう事が全くないとは言いません。
気候風土が違うのですから、出来具合は左右されるのです。
或いは品種適地も違いますから、種の差もあるでしょう。
国の経済的な理由で高級感も違いますね。
が、どこの国のワインでもブラインドで出すと「えっ、そうやったんや」と間違えるワインは沢山あります。
難しいのです。
逆にいうと「間違えさせることは簡単」でもあります。
世界大会でも当たらないのです。
という事は私も・・・・・
また、味覚は先入観に支配される、とは研究された答えです。
一度、先入観を取り除く作業をすると、どこの国のワインでも受け入れられるのですね。
あ、イタリア料理屋でイタリアワイン、ドイツ料理屋でドイツワインとビール、は当然のこと。
でも飲み手側であるお客様はフランス一辺倒などにならずに色々な国のワインを分け隔てなくやって頂きたいな、と思います。
樋口誠