以前にも書きましたが、ワインの甘辛のうち「辛」は決して辛い訳ではありませんね。
唐辛子や胡椒の様な「辛い」は英語で「HOT」でして酒類の「辛い」は「DRY」です。
つまり残糖が多いか少ないかを表す言葉です。
が、実際の所はそれだけではないのです。
では何が大きな甘辛の決定要因になるかというと酸という事になります。
レモンスカッシュはシロップ=糖分が沢山入っているのに「甘ーい」とは認識しません。
酸があるからです。
逆に糖がないのに甘く感じる代表的なものとしてアルザスのゲヴルツトラミネールやピノグリが挙げられます。
北の産地のワインですから酸がゼロではありませんが、同じアルザスの横綱葡萄リースリングの比べれば差は明らかです。
どなたに飲ませても「いやいや、これは糖分の多い甘口やでえ!!!」とおっしゃるのです。
(最近のメーカーには甘く造るところもありますが・・・・)
しかし先日ワインメーカーズディナーをした老舗レオンベイエの14代目のヤン氏は「うちのワインはゲヴルツもピノグリも完全発酵をして残糖ゼロを目指しています」と堂々と言っています。
老舗のアルザスの多くは同じ様に言いますね。
糖が非常に少なくても酸が大人しいと甘く感じる・・・・・・・
もう一つの要因は香りが甘いことです。
ためしに甘いメロンを鼻をつまんで食べると甘く感じにくいし、メロンの甘い香りを嗅ぎながらシンプルなパンをかじるとメロンパンを食べているような甘味を感じるものです。
女性は兎も角、「日本男児たるもの」的な男性は「甘い感じ」を敵対視しがちですが、実はより甘い要素の多いものを平気で食べたり飲んだりし、実は辛口の要素の多いものを敬遠していることを見かけます。
勿体ないですね。
全ての味覚を楽しむというのは幸せな事です。
人間には得手不得手があるのは間違いありませんが「殆どの人」は色々は味覚に魅了されるはずです。
どうぞ、「甘口なんて恥ずかしい」なんて言わずに色々チャレンジしてみてくださいネ!!!
唐辛子や胡椒の様な「辛い」は英語で「HOT」でして酒類の「辛い」は「DRY」です。
つまり残糖が多いか少ないかを表す言葉です。
が、実際の所はそれだけではないのです。
では何が大きな甘辛の決定要因になるかというと酸という事になります。
レモンスカッシュはシロップ=糖分が沢山入っているのに「甘ーい」とは認識しません。
酸があるからです。
逆に糖がないのに甘く感じる代表的なものとしてアルザスのゲヴルツトラミネールやピノグリが挙げられます。
北の産地のワインですから酸がゼロではありませんが、同じアルザスの横綱葡萄リースリングの比べれば差は明らかです。
どなたに飲ませても「いやいや、これは糖分の多い甘口やでえ!!!」とおっしゃるのです。
(最近のメーカーには甘く造るところもありますが・・・・)
しかし先日ワインメーカーズディナーをした老舗レオンベイエの14代目のヤン氏は「うちのワインはゲヴルツもピノグリも完全発酵をして残糖ゼロを目指しています」と堂々と言っています。
老舗のアルザスの多くは同じ様に言いますね。
糖が非常に少なくても酸が大人しいと甘く感じる・・・・・・・
もう一つの要因は香りが甘いことです。
ためしに甘いメロンを鼻をつまんで食べると甘く感じにくいし、メロンの甘い香りを嗅ぎながらシンプルなパンをかじるとメロンパンを食べているような甘味を感じるものです。
女性は兎も角、「日本男児たるもの」的な男性は「甘い感じ」を敵対視しがちですが、実はより甘い要素の多いものを平気で食べたり飲んだりし、実は辛口の要素の多いものを敬遠していることを見かけます。
勿体ないですね。
全ての味覚を楽しむというのは幸せな事です。
人間には得手不得手があるのは間違いありませんが「殆どの人」は色々は味覚に魅了されるはずです。
どうぞ、「甘口なんて恥ずかしい」なんて言わずに色々チャレンジしてみてくださいネ!!!