先輩とか後輩とか・・・・

大きな企業にいる時は先輩後輩の基準が「年が上だから」とか「先に入ったから」とかで決められていました。

大体そんなものでしょうね。

芸人さん等は年下でも先に入った人が「兄さん」なのです。

私もホテル時代はそういう感じだったと思います。



しかし独立して店を構えると先輩とか後輩とか関係ありませんね。

6年半以上経ちましたが、年が上でも下でも「見本になる人」と「そうでない人」が大事になってきたように思います。


少なくても私は「見本にならない人」ですから「見本になる人」に憧れます。



歳なんて関係ありませんね。


確かに若い人は人生経験は少ないでしょうし、感情の機微は受け止められない人が多いかもしれません。

が、そんなことは「年のいった先輩」が示唆すれば済むことで「間違いを揚げつらう」必要はありません。



少なくても私の年齢上の後輩は飲食店の経営者としては大先輩で、色々と大事な事を教えてくれます。

悲しいかな私が年上ですから、正面から教えてくれませんが・・・・・


昨日は呼び出しもあり9周年を迎えた本町「トロワプレジール」に行ってきました。


オーナーの品川くんは私の14歳下になりますが、私が出来ないことを成し遂げる「先輩」です。

本来なら、とっくに閉店している時間に9周年の祝いに沢山同業者が駆けつける風情は人柄なんでしょうね!!


私が不義理なせいか、そういう「先輩」は多くありませんが、何人かの人たちには年齢を飛び越えて感謝と尊敬しかありません。


逆に私達の年齢位の人や上の人達がいつまでも「先輩風を吹かせる」のはやめませんか？と言いたい今日この頃です。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　樋口誠